量子論の「壁をすり抜ける」トンネル効果の観測実験がヤバ過ぎる! やはり時空を超越か… 結果に驚愕

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 例えばスカッシュの試合を何百回と見たところで、打ったボールが壁に吸い込まれていくという“オカルト現象”を目撃することはできない。しかし、不思議なことに量子論の世界ではこの“壁抜け”がある程度の確率で発生しているのだ――。

■水素原子が“トンネル”を抜ける時間は計測不能に

 ゴーストやエイリアンでもなければ壁を通り抜けることなどできっこないと考えるのは当然だが、驚くべきことに量子論の世界では現実に“壁抜け”の現象が起こっている。まるでトンネルを瞬時に掘って進んでいくようなこの現象は“トンネル効果(Tunneling Effect)”と呼ばれていて、サイエンスの世界では認めざるを得ない事実になっているのだ。

量子論の「壁をする抜ける」トンネル効果の観測実験がヤバ過ぎる! 完全に時空を超越… ワープ現象の謎深まる(最新研究)の画像1
画像は「Wikipedia」より

“トンネル”を抜けるまでには当然、それなりの時間がかかるものだが、なんと最新の研究レポートでは、このトンネル効果ではトンネルを抜ける所要時間が“ゼロ”であることが報告されている。

 量子論を語る上で有名な「シュレーディンガーの猫」だが、ご存じのように箱の中にいる猫は“生きてもいれば死んでもいる”状態にあって、箱を開けることで猫の生死が“決定”するのだと説明している。

“生きてもいれば死んでもいる”という状態は、量子論的には「量子的重ね合わせ」の状態であり、古典物理学とは一線を画す量子論の世界ならではの“奇怪な”現象である。

「壁にもたれかかっても、壁はその力を跳ね返しあなたが壁を通り抜けることはありません。しかし、きわめてミクロな世界では事情はまったく異なります。ここが物理法則が従来型の物理学から量子論へと変わるポイントなのです」と研究チームのロバート・サン氏は語る。

 量子論の世界では粒子は事実上、壁を通り抜けることができるのだが、今回研究チームは水素原子が壁(ポテンシャル障壁)を通り抜けるのにどれくらいの時間を要するのかを最新の機器を用いて計測した。すると驚くことに、100京分の1秒であるアト秒というレベルでもその所要時間を計測することはできなかったのである。

“トンネル”を抜ける時間がこのアト秒レベルで計測不能ということは事実上、まったく時間がかかっていないのも同然となるのである。

量子論の「壁をする抜ける」トンネル効果の観測実験がヤバ過ぎる! 完全に時空を超越… ワープ現象の謎深まる(最新研究)の画像2
「Cosmos」の記事より

「私たちは最も単純な構造の原子である水素原子を使いましたが、(トンネルを抜ける)時間を測定できませんでした」(ロバート・サン氏)

コメント

1:匿名 2019年3月29日 12:25 | 返信

千倍短い時間という表現は、
違和感がある。
普通に表現すると、千分の一の時間だろう。

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