カマキリが「最低最悪な肉食昆虫」である10の理由を東大教授が“発狂解説”! 壮絶ななぶり殺し…意外な魅力も!

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 あいつらは「獲物の首の急所を知っている例外的な昆虫」とファーブルは『昆虫記』に書いてますが、全然そんなことない。獲物を掴んだまま、脚だの触覚だの羽だの尻尾だの、たまたま口もとに近づいた部位に噛み付くのが普通で 、とうてい致命傷にならない周辺から食い始めたりしてますよ 。踊り食いモードを長引かせないと栄養にならん、とでもいうように (理由8)。

カマキリが「最低最悪な肉食昆虫」である10の理由を東大教授が発狂解説! 壮絶ななぶり殺し…意外な魅力も!の画像3
腹に噛み付かれたトカゲがジタバタ暴れる様子。画像は「YouTube」より引用

 ああそうか。獲物がいつまでも意識明晰のまま暴れてるせいで、捕食シーンが派手になり、長編スペクタクルになるわけだ。だから目に留まりやすい。なぶり殺しの残忍なイメージも増幅されてますしね。それで「肉食昆虫の代表」的ポジションに祭り上げられたんだな、納得。

 しかしホントえげつないですよ、あいつらの捕食は。タランチュラに覆いかぶさられたらすぐに諦められるけど、あいつにああもヘタクソな掴まれ方したら、誰だって脱出の希望を抱いて往生際悪く暴れますよ。末永く怨念を残しそうな最悪の死に方ですね。

 というわけで、ハサミムシ対ハンミョウ、ヤブキリ対ゲジゲジ、カギムシ対サシガメといった数々の肉食小動物対決の中で、あいつらが関わると必ずぐちゃぐちゃの大騒動になるんですよね。いや、お互いの存在を認知し合い面と向かった場合だとあいつら、わりとあっさり負けがちだったり。取っ組み合いだと宿敵スズメバチにはほぼ100%食われるし、キリギリスにすら、武器であるはずの前肢を咬まれてそのまま全身持ってかれちゃう映像が記録されています 。(4:50~)

 奇襲攻撃専門、正面対決には弱いあいつらですが、意外な得意種目があって楽しませてくれます。その種目とは〈網バトル〉。クモの巣にかかると、たいていの小動物はなすすべがありません。昆虫だけでなく、ネズミ 、スズメ、シジュウカラ すら……。ところがあいつらは、そんな恐ろしいクモの巣の上でも、振りむく動作が得意(理由9)という特殊能力を生かして逆襲し、脚をもぎ取ったり、胴体ごと捕えて食っちまったりもするんです!  人間をも殺す猛毒クロゴケグモを返り討ちにした戦慄動画も公開されています 。(1:55~)クモに対してはあいつらが勝率最高みたいですよ。

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