【野田小4女児虐待事件】母親を擁護するな、夫のDVは妻の言い訳にならない!
【野田小4女児虐待事件】母親を擁護するな、夫のDVは妻の言い訳にならない! 天然SMプレイ(?)に子どもを巻き込むな!(東大教授寄稿)
従属するのが気持ちいい――の境地ですね。世の中、一見信じがたいほどのDV関係がまったく破綻せずに続いてる例が少なくないようですが、その理由の一つは、天然SMプレイを双方が楽しんでる、ってのが意外とあるんじゃないでしょうか。プロレス技と同じで、受け手の自発的な協力がないと続くわけありませんからね、大人同士のDVなんて。
そう考えると、栗原なぎさ被告があまりに無策だった理由に「想像力」が働くような気がしてきます。勇一郎被告が心愛さんへの虐待行為を録画していたのは、あれがサディズム嗜好の産物だった証拠でしょう。夫婦間にも同じような、日常SMの快楽的相互了解が成立していたのかもしれません。
なぎさ被告がドMだったか単なるDV被害者だったかはほとんど哲学的解釈の問題ですが――、子どもを巻き込んだ時点でSMプレイじゃ済まないんだよ、お楽しみは夫婦だけでやってろよって話。そうですよ、あの「母親を責めるな」って声、やっぱり私、共感できませんね。「女は弱いんで、許してください」って、女が言うな、って話ですよ。
私の知る女子大生で、女友達に愚痴をこぼすだけの隷属状態から脱し、意を決して彼氏に「ゴムをつけて」と伝えたのがいました。彼氏は機嫌を損ねるどころかハッとして「全然気が回らなかった、今までごめん、ごめん」と、逆にかわいそうなほど平謝りだったそうです。ドS男も実はSじゃなくて、アホで鈍いだけだったりするんですね。早い時期に女が「それはおかしい!」と突き付ければ、案外わかるものなんです。
勇一郎がどれほど聞く耳持つ男だったかはともかく、なぎさが反抗できなかったのは、道徳的堕落や性的倒錯という以前に、愚かさゆえでした。行政的にも司法的にもいくらでも解決の道はあったのに、あんな有様だったのはよほど無知だったに違いない……。
愚かさはもちろん批判の対象になりますよ。「教養のない人はかわいそう」と批判を差し控えるのは、当人に対するこの上ない差別です。DV被害者だろうがSMプレイヤーだろうが冤罪被害者だろうがアウティング被害者だろうが、トランスジェンダーだろうがスカトロジストだろうが愛国主義者だろうが難病サバイバーだろうが、もし道を踏み外してるようだったらズバズバ批判されるべき。非難もされるべき。嘲笑も憫笑も糾弾もされるべき。容赦なく。それが平等に扱われるってことでしょう。
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2024.10.02 20:00心霊【野田小4女児虐待事件】母親を擁護するな、夫のDVは妻の言い訳にならない! 天然SMプレイ(?)に子どもを巻き込むな!(東大教授寄稿)のページです。児童虐待、DV、家庭内暴力、超スカトロジスト時評、デートDV、野田小4女児虐待事件などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで