【野田小4女児虐待事件】母親を擁護するな、夫のDVは妻の言い訳にならない! 天然SMプレイ(?)に子どもを巻き込むな!(東大教授寄稿)

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画像は「ANNnewsCH」より引用

 今年1月、千葉県野田市で10歳の少女が父親に虐待され殺された事件。今もって泣けて仕方ありませんよ、まったく。同じ小学4年生の少女が囲碁界最年少プロ入りを決めたニュースが重なったこともあり、同年齢の運命の明暗がしみじみ感じられ……。

 それにしても執拗な虐待だったようです。「天声人語」は、母親の「信じがたい保身」を非難しました(2月11日)。私も同感。父親のヒトデナシぶりは論外として、母親も親失格、いや人間失格だと思いましたね。人間失格なんて軽々しく口にしちゃいけませんが、ホント気持ち的には。

 ところが驚いたことに、母親を擁護する声って結構あるんですね。4日後の朝日新聞読者投稿欄にはさっそく、「天声人語を読んで絶句した」というのが載りました。

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画像は「getty images」より引用

「……筆者には暴力の本質に対する想像力が根本的に欠けていると感じた。……虐待を黙認していたとされる母親自身も、夫から暴力を受けた被害者なのだ。責任があるならば、たとえ被害者であろうとも責めていい。そんな風潮を作ってはならない。……」

 想像力、ですか……。投稿者は24歳の女性、大学院生。最近では、法学者の戒能民江がこう語っています。

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三浦俊彦教授

「長期間DVを受け続けると人は自ら考えることにも蓋をされ、正しい判断を下すことが難しくなる。相手の言うことが正しいと思い込み、反発せず、自分が生き延びることができる方を自然と優先する。一見、異常にも感じるが、当たり前の反応だといえる」「日本は家族幻想が強く、大人の女性がDVを受けても自己責任だと世間は冷たい風潮がある。……社会が理解し、家庭内暴力はノーだと世間がしっかり提示していかなければならない」(産経新聞4月10日付から抜粋)

 当たり前の反応。ふーむ。女性はそういう見方をしますか。私なんか、大人と子どもの格差に目を奪われて、父母は同格に評価するのが当たり前と思いましたが。女目線だと、男女間のDVを子どもの虐待と同列に置くもんなんですね。ちょっとついていけないかな。

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