【未解決事件】謎の死&失踪を遂げた世界のUFO研究家7人! 不自然な交通事故、フリーエネルギー発明直後、墜落現場で…
■バシル・ヴァン・デン・バーグ(南アフリカ)
まず、謎の失踪を遂げたのが、南アフリカのバシル・ヴァン・デン・バーグだ。
ヴァン・デン・バーグは、「アダムスキー宇宙文字」、あるいは「金星文字」と呼ばれるものを研究していた。
これは1952年12月13日、アメリカのコンタクティーであるジョージ・アダムスキーがUFOを目撃した際、UFOの窓から落とされたネガ・フィルムに写っていた文字らしきものをいう。このネガ・フィルムは前月(11月)20日、アダムスキーがオーソンと名付けた金星人と最初に会見した際、彼に託されたものだった。また、これと酷似した図形が、フランスの考古学者マルセル・オメがブラジルの遺跡ペドラ・ピンターダで発見した石器に刻まれていたのだが、当時はアダムスキーとオメの間に交流はなかった。
当然、大勢の研究家がその解読を試みたが、ヴァン・デン・バーグもまた、そうした研究家の1人だった。
当初、ヴァン・デン・バーグの解読は難航したが、彼自身が金星人とコンタクトしたことで解読の手掛かりを得る。そして、1962年になると解読した内容により、“重力を遮断する”画期的な2個のモーターを発明した。このモーターは複数の磁石で作動するもので、外部からの電気エネルギーを必要としない。彼によると、その原理は「こんな物をどうして7歳の子供でも思いつかなかったのだろう」というほど簡単なものだった。彼はこれを1963年に米国へと持って行き、18カ国の科学者団に公開する予定であったが、その直前に謎の失踪をとげた。何者かに拉致されたという噂もあるが、詳細は不明である。
ちなみに、日本のUFO研究家である水島保男は、残されたヴァン・デン・バーグのモーターの写真を手掛かりに新型モーターの特許を取得したが、これは反重力装置としては機能しないようである。
■ジェイムズ・マクドナルド(米)
ティワリ同様、謎の自殺を遂げたのがアメリカのジェイムズ・マクドナルドである。
マクドナルドはシカゴ大学気象学部研究員やアリゾナ大学気象学部准教授、同大学大気物理研究所副所長を歴任した気象学の専門家であった。しかし1954年、同僚の気象学者2人と一緒にUFOを目撃したことがきっかけで研究を始めた。正統派アカデミズムの世界に身を置く人物としては、アレン・ハイネックと並ぶUFO擁護派として、否定派のドナルド・メンゼルやフィリップ・クラスなどと激しい論争を繰り広げた。
そのマクドナルドが、1971年4月に拳銃自殺を試みたのだ。自分の頭を撃ち抜いたマクドナルドは一命を取り留めたものの、視力を失い、車椅子生活を送るようになった。その後、視力は一部回復したのだが、彼はある日、病院から忽然と姿を消し、6月13日になって遺体で発見された。近くには38口径の拳銃と遺書が残されていたが、身体の不自由なマクドナルドがどうやって病院から抜け出したのか、疑問が残るところである。
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2024.10.02 20:00心霊【未解決事件】謎の死&失踪を遂げた世界のUFO研究家7人! 不自然な交通事故、フリーエネルギー発明直後、墜落現場で…のページです。UFO、インド、フリーエネルギー、羽仁礼、失踪、アブダクション、自殺、MIB、交通事故、フィラデルフィア実験、ケックスバーグ事件などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで