「植物に意識はあるか否か」科学者の間で白熱する論争がつまらないワケとは!? 最新の量子脳理論を考慮すべき

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「植物に意識はあるか否か」科学者の間で白熱する論争がつまらないワケとは!? 最新の量子脳理論を考慮すべきの画像1
画像は「The Guardian」より引用

 植物は人間に触られることを嫌っているなど、その知られざる一面が明らかになりつつあるが、いま科学者らが頭を抱えているのは植物の意識の有無についてだ。

 英紙「The Guardian」(7月3日付)によると、「植物神経生物学」と言われる分野に代表されるように、植物にも「脳のような中央指令室」があると考える生物学者が増加しているが、米カリフォルニア大学の植物学者リンカーン・タイズ氏らは、早くも2006年にそうした“感情論”に異を唱えていたという。

・「Group of biologists tries to bury the idea that plants are conscious」(The Guardian)

「植物が要求し、それ故に生存もしくは再生産のために意識、感情、意図といったエネルギーを大量に消費する精神機能を発達させた、という証拠はひとつもない」(科学ジャーナル「Trends in Plant Science」掲載の論文)

 そして、タイズ氏はいまも考えを変えていないと「The Guardian」に語っている。

「植物神経生物学者に対する我々の批判は、彼らが脳組織の重要性、意識現象の複雑性と特殊性を考慮していないということです」(タイズ氏)

「植物に意識はあるか否か」科学者の間で白熱する論争がつまらないワケとは!? 最新の量子脳理論を考慮すべきの画像2
画像は「getty images」より引用

 確かに植物に見られる単純な反応から、すぐさま脳のような機能があると考えることはできない。それは、植物の認知能力を専門に研究している豪・シドニー大学のモニカ・ガクリアーノ氏も認めていることだ。ただし、ガクリアーノ氏は、タイズ氏ら批判者は自分たちにとって都合の良い研究しか見ていないと非難している。

「私にとって、厳密な科学を通して知識を生み出すプロセスは、主張の背後にある証拠を理解することです。実験データはどこですか? もしかして、彼らの主張を鵜呑みにするのですか?」(ガクリアーノ氏)

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