最新UFO事情を全まとめ!宇宙人の存在、強力電磁波、エリート達の見解、文書「37studies」…
CUNから得た情報を手土産に、ルイスは、TTSAの同僚スティーブ・ジャスティスに会いに行く。スティーブは米航空機製造会社ロッキード・マーティン社の元エリート社員であり、軍用機開発などを主に手がける先進開発計画部門、通称スカンクワークスで31年間働き、同部門の先進システムのプログラム・ディレクターまでのぼり詰めた経歴を持つ。これまで撮影されてきたUFO/USOについて「部分的には作ることが可能だが、現在のアメリカのテクノロジーでは1つの航空機として作ることは不可能」だと断言する。
UFO/USOが「米軍の極秘戦闘機」や「ロシア、中国など外国軍の次世代戦闘機」である可能性はゼロではない。しかし、米軍のものだとしたらなぜ何十年にも渡る長期間、まったく公にしないのか不可解だ。そして、外国軍のものだとしたら、レーダーに捉えられることなく米国内に入り込み、米軍の動きを至近距離でモニターし、驚異的なスピードで消えるというテクノロジーを持っていることになり、「アメリカは相当な遅れをとっていることになる」とスティーブは指摘した。
もう一つの可能性、UFO/USOは、過去何十年も論議されているが確たる証拠を得ることができない「他の惑星から飛来した知能を持つ者たちの飛行物体」であるという可能性について、スティーブは、「(そういう者たちが)いないとは断言できない」、「知能を持つ生き物は我々地球に住む人間だけだという考えは甘いものだとも思っている」と話した。
昨年7月、ジョン・マケイン上院議員の働きかけにより、米国防情報局が「機密扱いを受けていないAATIPの書類全て」を一般開示した。その翌月の25日、マケイン上院議員は末期がんのため死去。残された時間を知った上で、命をかけて「国が持つUFO/USOの情報を国民は知る権利がある」と訴えてきたのだ。
開示された書類の中には「37 studies」という調査書がある。UFO/USOの構造を理解しようと様々なアングルから分析したもので、「不可視」「ワームホール(2つの離れた領域を結びつけるトンネルのような時空構造)」「反重力」などサイエンス・フィクションだとされているトピックスを真剣に調査したものである。
スティーブはこの「37 studies」に強い興味を抱いた。が、米国工科系大学の超名門校で世界屈指のエリート名門工科大学であるジョージア工科大学を卒業しているだけあり、UFO/USOは他の惑星から来た”エイリアン”だという仮説を立てることには嫌悪感を示した。
「UFO/USOを調査する中で、エイリアンに焦点を当てていくことには懸念する。スピリチュアルだ、次元の異なる世界から来たなどという話も出てきて、解決困難なごちゃごちゃした状態になってしまうからだ」と述べ、スティーブは「自分がそのような話に加わることは申し訳ないができない」ときっぱりと言った。しかし、その表情からは、自分のようなエリートがエイリアンを認めてしまえば、混乱を招くだろうと懸念しているようにも感じられた。
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2024.10.02 20:00心霊最新UFO事情を全まとめ!宇宙人の存在、強力電磁波、エリート達の見解、文書「37studies」…のページです。UFO、トム・デロング、AATIP、堀川英里、Unidentified: Inside America's UFO Investigation、ルイス・エリソンド、To the Stars Academy of Arts and Sciencesなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで