宇宙人と遭遇した人物の79%が芽生える特殊能力とは? エイリアンによる“肉体改造”の結果なのか!?
●幽体離脱体験
この後もこの“グレイ”との接近遭遇は事あるごとに起きていたのだが、サイモン氏が10代になったところで、今度は“幽体離脱体験(out-of-body experiences)”をするようになったのだ。
最初の幽体離脱体験は1980年代初頭のある日の早朝、目が覚めてベッドから出ようとしたところ、自分が宙に浮いていることに気づいた。そして天井の近くから見下ろすとベッドで眠っている自分の姿を目撃したのだ。
幽体離脱体験はサイモン氏にとってなかなか愉快なものであったということだが、ひとしきり部屋の中で飛び回ると、自分のしていることが間違っていることのように思えて、自分の身体に戻りたくなるのが常であったということだ。そして毎回、幽体離脱を楽しんだ後は自分の肉体へと“帰還”した。
そしてこの幽体離脱体験は30代になって“レベルアップ”することになる。
2005年にサイモン氏は不運にも自動車事故に遭ったのだが、事故のダメージから回復しつつあったある日の早朝、就寝前にネット上でチャットをしていたアメリカ・テキサス州の友人宅を“訪問”したのだった。早朝であったため友人はベッドで眠っていたが、サイモン氏は毛布からはみ出ていた彼女の足のつま先を“つかんだ”という。
この時に彼女は目覚めることなく、またこのはるかな距離を隔てた“訪問”もその後すぐに終わったのだが、後日オンラインでこの話を切り出してみると、なんと彼女もつま先をつかまれた感触を覚えていたのだ。
●予知能力
その後もサイモン氏のサイキックな能力は“開発”されていく。それまでもうすうす気づいてはいたことなのだが、1990年代半ばの出来事をきっかけに、自分には“予知能力”があることを自覚するようになったのである。
1995年9月2日、サイモン氏は夢の中で航空ショーの観客の1人として空を飛び交う飛行機を眺めていたのだが、参加していた大きな航空機が墜落する現場を目撃した。そしてその日のこと、カナダ・オンタリオ湖周辺で周辺で開催されていた航空ショーで、参加していた英空軍の対潜哨戒機が湖に墜落して乗員7名が全員死亡するという痛ましい航空機事故が実際に起きたのである。
さらに2002年5月10日未明にサイモン氏が見た夢は、自分が読書をしている夢であった。読書中に本のページが勝手にめくれる出来事があったのだが、その時に開かれたページには事故で脱線したジェットコースターの写真が載っていたのだった。
そしてその夢を見た翌日、ロンドン北郊のポッターズバー駅で死者7名、負傷者70名以上という悲惨な脱線事故「ポッターズバー鉄道事故」が起きたのだ。
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2024.10.02 20:00心霊宇宙人と遭遇した人物の79%が芽生える特殊能力とは? エイリアンによる“肉体改造”の結果なのか!?のページです。サイキック、UFO、エイリアン、ハイブリッド、アブダクション、仲田しんじ、幽体離脱、アブダクティー、予知能力などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで