【千本釈迦堂】鼻が陰核、口が女性器、顔は醜女…日本人が知らない自殺した「おかめ伝説」
【千本釈迦堂】鼻が陰核、口が女性器、顔は醜女…日本人が知らない自殺した「おかめ伝説」人形コレクションがヤバい!
■おかめ伝説とは?
千本釈迦堂の本堂を建立する際の大工の棟梁だった長井飛弾守高次は、優秀な職人であり造営工事は着々と進んでいた。しかし“千慮の一失”大事な柱の一本を間違えて短く切り落としてしまった。
凹んでいる夫を見た、妻 阿亀(おかめ)は、古い文献を見てひらめき、
「斗きょうをほどこしてはどうか?」
と提案した。斗きょうとは、切った木材を組む技法である。結果として、斗きょうを作った造営は大成功して見事な大堂の骨組みができあがった。
しかし阿亀は、
「女の提言を受けて作ったというのが世間に聞こえては、印象が悪いだろう」
と思って、自刃して果ててしまった。
高次は、上棟式の日に阿亀の面を御幣(ごへい・棒にサラサラの紙が貼ってあるアレ)に飾って完成を祈ったと言われている。
境内には、宝篋印塔(ほうきょういんとう)が建立されて『おかめ塚』と呼ばれるようになったという。
現在の感覚だと「なんも死ななくたっていいじゃない」と思ってしまうが、なんと言っても鎌倉時代の話である。800年くらい前の話だ。
『#metoo そんなんで死ななきゃならない社会がおかしい。日本は昔から間違っている』
とかつぶやかないように。
現在でも京都周辺では上棟式の際に、おかめの面を飾るならいがあるそうだ。
昭和54年には、阿亀の大像が造立された。
大きく福々しい像はかなりインパクトがあるが、しかしまあこれもお寺なら常識の範囲内ではある。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊【千本釈迦堂】鼻が陰核、口が女性器、顔は醜女…日本人が知らない自殺した「おかめ伝説」人形コレクションがヤバい!のページです。護王神社、村田らむ、京都府、イノシシ、大報恩寺、千本釈迦堂、おかめ人形展などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで