【衝撃】死んだペットの記憶・性格をコピーできる「クローンペット」中国が生産へ! 「ペットロスで悲しむ必要ない」
■“魂”はコピーできない
英宗教哲学者リチャード・スウィンバーン教授は、ある人物がその人であり、その人以外ではないこと、つまりアイデンティティの本質は“魂”にあると結論付けている。そのことは、脳分割の思考実験から明らかだ。
「事故で自分の肉体が激しく損傷し、無傷であった自分の脳の半分が別の身体に移植されるとする。手術が成功したら、誰であろう目覚めたその人物が『私』であると直観されるだろう。しかし残った元の自分の身体と脳が奇跡的に助かったとしたら、どちらが『私』なのだろう? 『私』は私の脳の欠片の中にいるのだろうか? それとも蘇生した私の脳と体にいるのだろうか?」
この思考実験が意味しているのは、脳(記憶)がコピーされても、『私』はコピーされないということだ。
そのため、たとえ記憶や性格までコピーできてもクローンペットはオリジナルとは根本的に異なる存在者となる。倫理的な問題はさておき、もしそうしたクローンペットが実現したとしても、飼い主には是非、亡くなったオリジナルの代用品としてではなく、そのクローンペットの掛け替えのなさにおいて愛情を注いでもらいたいものだ。だがその前に、ペットのクローニングが如何に愚かであるか気づくべきであるが。
参考:「Global Times」、ほか
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