夜空に見える星の50%が居住可能だった! 天の川銀河に地球に似た惑星は100億個もあると判明!
ケプラーは2009年に打ち上げられ2018年に引退するまで、2600個の系外惑星を発見したが、これにより天の川銀河にはそれまで考えられていた以上に多くの惑星が存在することが明らかになった。夜空に見える恒星の実に20~50%に居住可能な惑星があることが示唆されたのだ。
しかし、ケプラー望遠鏡は恒星に近い大きな惑星しか検知できないため、フォード教授らは、ケプラー望遠鏡が見逃した惑星の数をコンピュータシミュレーションで算出し、データを補完したという。そこから導き出された数が50億~100億個である。
「どの範囲で“太陽のような”恒星とするのか、どれほどの軌道距離を“居住可能領域にある”とするのか、どのサイズの惑星を“地球のような”惑星とするのか、こうした重大な不確実性を踏まえると、50億~100億個となります」(フォード教授)
今後、フォード教授らはハビタブル惑星の組成を調べることで地球外生命の探索を続けるという。たとえ居住可能領域に惑星があるとしても、液体の水を地表に維持するだけの十分な熱を閉じ込めておく大気の存在が不可欠だからだ。
地球外生命体が発見されるのは時間の問題かもしれない。そしてもし本当に地球に似た惑星が存在するとすれば、知的生命体が存在する可能性もあるだろう。今後の研究にますます期待したい。
参考:「Business Insider」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊夜空に見える星の50%が居住可能だった! 天の川銀河に地球に似た惑星は100億個もあると判明!のページです。宇宙人、物理学、エイリアン、地球外生命体、ハビタブルゾーン、系外惑星、天文学などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで