モンサント、ついに植物由来の人工肉産業に進出か!? すでに”恐怖の”高グリホサート人工バーガーが市場に出現!
「マムズ・アクロス・アメリカ」のエグゼクティブディレクターのハニーカット氏は、こう述べる。
「この人工肉の新製品は、『健康な』食事として販売されていますが、実際には11ppbのグリホサート除草剤が含まれていて非常に危険です」
研究によると、わずか0.1ppmのグリホサートが有益な腸内細菌を破壊し、免疫系を弱めることが示されている。これは、多種多様な健康問題や神経組織への悪影響につながる可能性があるということだ。
そしてハニーカット氏は「消費者が、インポッシブルバーガーが健康な食品であると誤解していることを憂慮しています」と述べている。
■遺伝子組み換え大豆も使用
ここで問題になるのはグリホサートだけではない。実はインポッシブルバーガーは遺伝子組み換え大豆でできており、その大豆は、動物実験で臓器損傷を引き起こすことが示されているのだ。
つまり問題は2つある。現状、バイエル社が人工肉市場に進出した場合、その製品にはもちろんラウンドアップの主成分グリホサートと遺伝子組み換え大豆が含まれるであろうということ。そして今回のように、たとえ他社が人工肉を生産しても、グリホサートや遺伝子組み換え大豆が含まれる可能性が大きいのだ。
現在、ラウンドアップの発がん性について、バイエル社は約1万4000件の訴訟を抱えている。前出のハニーカット氏は、バイエル社が破産した場合、毒性のあるグリホサートを公衆にさらし続けた小売業者や食品ブランドが、はたして責任を取るのだろうかと疑問を呈する。
■人工肉は安全な食品ではなかった
アメリカの食品は時として、大いなる矛盾をはらむ。
たとえば、ダイエッター用のヨーグルトはローファット(低脂質)が売り物だが、大量の砂糖が含まれている。また、健康志向の消費者に向けた低カロリーのクッキーには、大量の添加物が使用されているものが多い。
このインポッシブルバーガーも、ビーガン向けで健康的というイメージだが、グリホサートや遺伝子組み換え大豆が含まれ、健康を害す可能性をはらんでいる。
世界の人工肉の市場規模は、2020年までに54兆円に達するといわれている。植物性たんぱく質で作った人工肉は、水、土地、エネルギーの削減に大いに役立ち、温室効果ガスも90パーセント減少させるという。日本でも、数年以内に人工肉が手軽に買えるようになるともいわれている。
消費者は単なる”健康ムード”に惑わされず、その「人工肉」が「危険な農薬」や「遺伝子組み換え大豆」入りでないことを冷静に確認する必要があるだろう。
参考:「veconomist」、「Moms Across America」ほか
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