シーシェパードらに標的にされる太地町「くじらの博物館」に潜入！ セミクジラの200キロ睾丸も発見…村田らむ取材！

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　セミクジラの内臓が四角いガラスケースにホルマリン漬けになって展示されているダイナミックなコーナーもある。

　四角いガラスケースにホルマリン漬けと言えば、岡山県にあった『つやま自然のふしぎ館』の初代館長の内臓のホルマリン漬けを思い出してしまう。

　比べてみると、同じ哺乳類とはとても思えないサイズ感だ。舌、心臓、は想像通りとても大きいが、ただ眼球はさほどでもない。人間よりは大きいけれど、牛くらいのサイズじゃないだろうか？　この小さなセンサーで世界を把握してるというのはすごい。

　めちゃくちゃ大きいタラコが置いてあると思ったら睾丸だった。片方の睾丸を２つに割って重ねて置いてあった。片方でなんと100キロ!!　2つで200キロ!!　セミクジラの睾丸は、動物の中で最大なんだという。よっ!!　動物界の西郷隆盛!!

　メスの生殖器、子宮なども展示してあったが、ペニスのホルマリン漬けはなかった。

　残念だな～と思っていたら、マッコウクジラのペニスの実物大模型が展示してあった。2メートル19センチはでかい!!　ジャイアント馬場の身長よりでかい!!

　形は、東京タワーのイメージキャラクター、ノッポンに似ていた。ちなみに、東京タワーのノッポンのプロフィールを見てみると身長２メートル23センチと書いてあった。ノッポンはマッコウクジラのペニスよりも大きかったのだ。ちなみにアンドレ・ザ・ジャイアントの身長も２メートル23センチである。

　そして3階には捕鯨に関する様々な展示があった。1600年代の古式捕鯨で使われていた船のミニチュアが展示してある。館の天井にも展示してあった船だ。

　とても鮮やかで粋な塗装がしてあってカッコいいのだが、とても華奢だ。笹の葉のようなとてもシンプルな船だ。

　この船に15人が乗って、みんなでクジラを狩りに行ったとすると、とんでもない命知らずである。モンスターハンター顔負けである。

 
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