シーシェパードらに標的にされる太地町「くじらの博物館」に潜入! セミクジラの200キロ睾丸も発見…村田らむ取材!
そして最後に、クジラショーを見る。
オキゴンドウ、ハナゴンドウ、コビレゴンドウの3匹のクジラがショーをするという。クジラショーを見るのははじめてだ。
飼育員のお姉さんの合図で、海からドッと黒い身体が飛び出す。
デカイ。
デカイだろうと思っていたが、それにしてもデカイ。飛び出した勢いで、体全体が宙を舞う。
「おおー!!」
と観客の老若男女の口からは感嘆の声が漏れた。
そして身体をひねりながら、着水する。ドーン!! という音とともに、水しぶきが舞い上がる。水しぶきは、飼育員のお姉さんにモロにかかった。笑いがおきた。
これくらい分かりやすく、そして圧倒的なショーもない。
飼育員のお姉さんが待つ板状のボートの上にクジラが登っただけで大きな歓声が上がる。人の何倍もの大きさの動物がそこにいるというだけで、人はとても興奮するのだ。
ふと見るとスウェットスーツを着たお姉さんが海上を、ザザザザッと滑っている。なんとクジラの上に乗って移動しているのだ。ジジイな僕は『海のトリトン』のオープニングを思い出してしまった(トリトンが乗ってるのは白いイルカだけど)。
とても素晴らしいショーだった。このショーはぜひ生で見ることをオススメしたい。
とても堪能して、博物館から出てきた。
博物館の外では、動物愛護主義者による抗議運動がはじまっていて、それに抗議した右翼や、もろもろ取り仕切る警察官たちでわちゃわちゃしていた。
彼らを見ていると、なんだか心の底からゲンナリしてしまった。
というわけで、クジラ&イルカを食べたい!! そして愛でたい!! という人はぜひ、一度太地町を訪れてみてはいかがだろうか?
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2024.10.02 20:00心霊シーシェパードらに標的にされる太地町「くじらの博物館」に潜入! セミクジラの200キロ睾丸も発見…村田らむ取材!のページです。村田らむ、和歌山県、太地町、クジラ漁、太地町くじらの博物館などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで