スマート蛇口やスマートトイレはアレクサを通じて会話を聞いている! プライベートな場所はもうない!
■ジョージ・オーウェルの近未来小説「1984年」がついに来た?
さて、「スマート蛇口」、「スマートトイレ」とも、非常に便利なモノであることは間違いない。しかし、ここで一つ私たちが考えなければならないことがある。
例えば「スマートトイレ」だが、これはオフィスに導入されることで、従業員がトイレに行く回数、トイレにかかる時間の監視に使われても不思議ではない。また、トイレでの秘密の会話や行動(?)が、アレクサによって記録されることも起こり得る。
デルタ・フォーセット社の「スマート蛇口」のプロモーションビデオでは、いかにこれが便利か、これを使う人がドリーム・ライフを送れるかを力説する。
しかし、キッチンで家族や友人と交わすプライベートな会話——政治、宗教に関する私的意見、会社や上司への不満、経済、健康や家族に関する非常にプライベートな問題——が、全てアレクサによって録音され、第三者にデータ送信されていたとしたら?
はたして、あなたは水道の蛇口を盗聴装置に変えたいだろうか? 実に日常的な「水道の蛇口」、「トイレ」が、ジョージ・オーウェル「1984年」が描いた監視社会への本格的な第一歩になるかもしれない。
参考:「Shtf Plan.com」、「Activist Post」、「VoiceIQ」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊スマート蛇口やスマートトイレはアレクサを通じて会話を聞いている! プライベートな場所はもうない!のページです。トイレ、三橋ココ、1984、ジョージ・オーウェル、プライバシー、ディストピア、アレクサ、スマート家電、蛇口などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで