スマート蛇口やスマートトイレはアレクサを通じて会話を聞いている! プライベートな場所はもうない!

 アレクサ提供開始以来、家庭内でのプライバシーが危機に陥ったという報道が相次いでいる。しかし、私たちはさらに恐ろしい事態にさらされそうなのだ。もし、私たちの会話が、水道の蛇口やトイレから盗み聞かれていたら? それはもはやジョークではない。米国のデルタ・フォーセット社とコーラー社がそれを実現したのだ。

■「スマート蛇口」と「スマートトイレ」が登場

 米国の統計では、WiFiにつながっている家庭の20%は、すでにスマートホーム(家電や防犯設備、各種モバイル端末などをコンピューターネットワークで接続した住宅)化している。

 そこで、デルタ・フォーセット社は、「スマート・フォーセット(蛇口)」として「Voice IQ」を開発した。

 このVoiceIQテクノロジーを使用すると、汚れた手で蛇口に触ることなく、搭載された音声コマンドで、簡単にお湯と水の切り替えができる。また、計量カップを使わなくても、必要とする水量がきっかりと蛇口から注がれる。

 さらに使用者が「コーヒーポット」、「子ども用カップ」、または「犬用の皿」など、命令をカスタマイズすることで、それぞれの器にあった水の量が、自動的にカップに注がれる。このVoiceIQテクノロジーは、2019年夏に市場に登場し、アマゾンではおおむね良い評価を得ている。

 さて次は、音声で作動するトイレだ。ほとんどの人にとって、トイレは人生の中で、最もプライベートな場所だと思われる。しかし今、トイレやシンク等水回り製品の米国最大手のコーラー社は、その壁を打ち砕こうとしている。

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「Activist Post」の記事より

 今年の初め、コーラー社は「インテリジェント・トイレ」と呼ばれる音声作動式のトイレ「Numi 2.0」を2020年に販売することを発表した。

 この「Numi 2.0」はアレクサの組み込みサポートを特長としており、音声によるトイレ機能使用はもちろん、天気、交通状況、ニュースへのアクセスなどが可能だ。ユーザーは周囲の色の照明から、Bluetoothペアリングによるオーディオ、便座の温度まで、あらゆる要素を正確に好みに合わせて、調整できる。

 Numiのプロモーションビデオによると、アレクサは使用者がトイレに行く頻度や使用する水量、温度等、各人の特性を全て記憶するという。

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