【警告】電気をつけたまま寝ていた7歳女児、通常よりも3年早く第二次性徴を迎える! 胸の成長の早さで発覚…原因は?

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画像は「Getty Images」より引用

 現在のところ、原因として考えられているのは、ダンダンが寝るときに明かりをつけていたことである。彼女は4歳の時から一人部屋で寝ていたが、よほど暗闇が怖いのか、就寝中もずっと明かりをつけたままだったというのである。それも常夜灯のようなほのかな明かりではなかったようで、彼女は3年以上、昼間と変わらないような明かりの中で眠っていたようなのだ。

 人間は夜間、暗い場所にいると体内で眠気をいざなうメラトニンというホルモンを分泌する。メラトニンは明るい光で分泌が抑制されることが知られており、寝る前のスマートフォンやPCの強い光がこのホルモンの分泌を抑制し、不眠や睡眠障害にもつながっていると指摘されている。

 メラトニンの分泌のピークは7歳と言われ、子供は夜暗い所にいるとメラトニンを大量に産出するため、長時間ぐっすりと眠ることができるといわれる。また、メラトニンは子供の二次性徴に関わる性腺刺激ホルモンを抑制する働きを持っているのだが、ダンダンの場合、ずっと明るいところで寝ていたためにメラトニンの分泌量が減少、その結果として性腺刺激ホルモンが増加し、思春期早発症につながったのではないかとみられている。

 残念なことに、診察の時点でダンダンの症状はすでにかなり進行しており、治療ができる時期は過ぎているとのことだ。子供が暗闇を怖がるのはよくあることで、最近はLEDの普及で電気代も安いこともあり、ついつい部屋の電気をつけっぱなしのまま寝てしまった……ということは子育て中にはありがちなことかもしれない。しかし、一日二日ならともかく、子供の健康のためにもやはり夜は暗くして、点すとしても常夜灯程度のほのかな明るさで寝るべきなのだろう。

参考:「Oddity Central」「Asia One」「浙江新聞」「日本小児内分泌学会」ほか

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