【第3次世界大戦】「日本は独力で中国を干上がらせることができる」理由とは?
「日本は独力で中国を干上がらせることができる」理由とは? 一帯一路の狙いと日本を恐れる中国の本音!
「第3次世界大戦は絶対に起こる」と言ったのは、中国人民解放軍少将の朱成虎(しゅせいこ)で、人口過多の解決策として「我々が主導的に出撃すべき」と言ったことが挙げられる。朱成虎は、90年代から延々と過激発言を繰り返した人物だが、国防費の増加を日本が懸念していた数年前、「日本は中国の複雑な安全保障環境を分かっていない。他の大国も経験してない問題を抱えているからだ」とも言っていた。実のところ、 新たに構築している経済圏「一帯一路」もそこにある。
■中国が目論むアジア征服と、反発する日本
一帯一路の一帯とは、陸を通じて中国がヨーロッパに結ぶ現代のシルクロードを指し、一路は海岸部からアフリカ、中近東を結ぶ海のルートを指す。その際に必要となるのがアジア征服だ。日本が中国のAIIB(アジアインフラ銀行) に反発的な立場を取ったのも、アジア太平洋地域で中国の優位性を加速することになり、最悪の場合、軍事的衝突を恐れたものだった。中国が国際法に抵触してまで西沙諸島・南沙諸島で強制的な石油採掘や人工島の埋め立てをしてきたのも、彼らの勢力拡大に強い意図があったからだ。
反発した日本に対して中国は近年、懐柔策に方針を転換した。2010年ごろ対日デモや、日本製品の不買運動で対日姿勢を強めていたのに、ここ数年はこれを転換。その効果は大きく、昨年は安倍晋 三首相が演説で、アジアのインフラ整備で中国と協力することを表明したほど。これに習近平総書記も「 一帯一路を共に建設することは、中日協力の新たなプラットフォー ム」と答えた。
日本人は単純である。「日本は嫌いだ」と言われれば反感を露わにし、「仲良くしましょう」と言われたら即、笑顔。中国の軟化に、 日本も易々と応じた。しかし、いまだ中国はかつてない軍拡を続け、尖閣諸島の問題も解決していないまま。17年に航空自衛隊の戦闘機スクランブル発進数は1000回を超え、昨年も半数が中国機へ向けた緊急発進だった。対して韓国への発進は20回程度なのだから、どちらの軍事的緊張が強いかはハッキリしている。
■一帯一路が生んだ借金地獄
一帯一路を進めるため、中国は周辺国のインフラ整備に多額の資金を融資したが、金利は6.3%と極めて高く、東南アジアに大きな負荷を背負わせた。結果、マレーシアは中国の協力で計画されたプロジェクト4つうち3つを中止したほどだ。 スリランカはインフラ赤字の果てに株式の70%を引き渡してしまい、重要な港の運営権を99年間も中国企業に譲渡する事態に陥った。この大規模な貸し付けではラオス、モンゴル、モンテネグロ、 ジブチが大規模な返済リスクに直面、モルディブも島をひとつ明け渡したのである。
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