発禁ギリギリ本『雑草で酔う』の裏側を全暴露! 神秘体験を引き起こす合法幻覚茶「アヤワスカ」伝道師にインタビュー!
■“草を吸う”ことに魅せられた男がアヤワスカに出会うまで
――植物を燃焼させた煙を吸うと、植物を直接食べたりお茶にして飲んだりするのとは異なる効果があるようですが、それが起こるのはなぜですか?
青井 人間の胃には消化酵素が含まれていますが、それによって(分子的に)バラバラにされてしまう有効成分が数多くあるんですね。また、水で抽出されない成分も気化することで肺から摂取することができるんです。
――青井さんが最初に吸った植物は何ですか?
青井 最初はクサノオウですね。水パイプで吸ってみたら背中に快感が走って、「こんなものを野放しにしておいていいのか!」と思って。それからいろいろ試すようになり、研究の成果をまとめた同人誌を作りました。
――その活動の中で「アヤワスカ・アナログ」という特別なものを見つけたそうですね。そこにたどり着いたのはどうしてですか?
青井 当時、同期の友人たちが鬱になったり会社に馴染めなかったりとかでバタバタと倒れていったことがキッカケです。もしかしたら、雑草を吸うことで得られる効果が友人をシャキッとさせる方向で役に立つのではないかと思ったんです。これでもしかしたら人を助けられるかもしれない、みたいな。「助ける」っておこがましいですけどね。
――そこでアヤワスカに着目した?
青井 世界中から酔える草を取り寄せたり、情報を集めたりする中でアヤワスカが気になったんですね。もともとは南米ペルーのアマゾン奥地で儀式のために使われる幻覚茶です。体内で消化酵素の活動を一時的に止めてから、DMTという幻覚成分を脳に送るんです。
まず、種をいくつか取り寄せて育てて、消化酵素を止める錠剤と一緒に煎じて飲んでみました。しっかりとした手応えを感じて「あ、これはいける!」と思いました。南米で使用されているオリジナルのアヤワスカの代替品(アナログ)という意味で「アヤワスカ・アナログ」と名付けました。
――アヤワスカ・アナログにはいろいろ種類があるそうですが、今は主にアカシア茶を使っているそうですね。それ以外のものも試したのでしょうか?
青井 試しました。アヤワスカにはいろいろな種類があるんですよ。ミモザとかチャクルーナとかチャリポンガとか。その中で、最も安く、効率が良く、体への悪影響もなく、データが今まで取られているのがアカシアだったんです。だから、こういうものに触れたことがない人のための入口として、アカシアを設定したんです。たくさん入口があると情報に誤差が出て事故が起きやすくなってしまうので、入口を固めました。3年間で2000人分、きっちりと情報を集めたんです。統計上も2000という数字はデータとして有効と認められます。
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2024.10.02 20:00心霊発禁ギリギリ本『雑草で酔う』の裏側を全暴露! 神秘体験を引き起こす合法幻覚茶「アヤワスカ」伝道師にインタビュー!のページです。瞑想、アマゾン、幻覚、アヤワスカ、合法、軽トラ、青井硝子、お茶会、雑草で酔う、消化酵素、脳汁などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで