2020年に巨大地震が多発する7つの理由
2020年に巨大地震が多発する7つの理由! 「起きるとしか思えない」マジ危機的状況、東京五輪中止を覚悟せよ!

2019年、日本では幸いにも大きな被害をもたらす地震は発生しなかった。しかし、2020年も同じとは限らない。というのも、以下に示すように、南海トラフ巨大地震を含めた巨大地震が発生しそうなさまざまな条件が揃っているからだ。それらの要素を一つずつ解説する。
■エルニーニョ現象の翌年

赤道周辺の太平洋で海面水温が平年よりも高くなる「エルニーニョ」現象は、直近では2018年11月に発生し、今夏(6月)に終息した。過去の記事で書いたように、エルニーニョ発生中から終息の1年後くらいにかけて、日本付近でも南海トラフ巨大地震を含めた海溝型の大地震が多く起きているという事実がある。16世紀以降に日本を襲った巨大地震(M8.0以上)について、発生のタイミングで分類してみると、以下の内訳になる。
・ エルニーニョ発生中: 9回
・ エルニーニョ終息直後~翌年: 6回
・ その他: 3回
合計: 18回
このように、M8超の巨大地震は、8割方がエルニーニョ発生から終息の翌年までの期間に起きているという著しい傾向が見られる。以上のことから、エルニーニョ終息の1年後である2020年の夏(6月頃)までは、日本で大地震が起こりやすいといえる。
■カリフォルニア地震 → 日本連鎖 → 2020年1月頃まで

次に、昨年7月に米国カリフォルニア州で発生した地震について紹介する。7月4日、ロサンゼルスの北方約240kmに位置するリッジクレストの北北東約17kmの地点で、M6.4の地震が発生した。翌5日には、ほぼ同じ地点を震源とするM7.1の地震も発生したが、これは過去20年間で最大規模の地震となった。
過去の記事で紹介したように、カリフォルニアやメキシコなど中米で大きな地震が起こると、その約半年以内に日本でも被害地震を含む大地震が起こりやすい傾向にある。直近の例を示すと、2004年9月28日のパークフィールド地震(Mw6.0)発生の約1カ月後となる10月23日、新潟県中越地震(M6.8)が発生し、48人の死者が出た。
このように、リンブ・オブ・ファイア上でほぼ同緯度に位置するカリフォルニアで地震が起きると、日本付近で地震の連鎖が生じることがあるため、2020年夏頃までは日本でも大きめの地震が起きやすいことになる。
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