「人間の体は肉を食べるようにできていない」科学者断言 ヴィーガン増加は必然だった!?

「古代人」と言うと毛皮をまとい、焚火の周りで肉に食らいつく――といったイメージを持つ人は少なくないだろう。

 しかし、ほとんどの古代の人間はビーガンだった。肉を食べた人々もいたが、多くは食べなかった。「ネイチャー」誌で発表された調査によると、スペインのネアンデルタール人は、肉を全く口にしていないという。

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「Huffpost」の記事より

■「人間の身体は肉食に適応していない」

 これらのことが分かったのは、技術と科学の進歩のたまものだ。古代人の歯、骨、DNA、および糞便分析の結果、古代人の身体には植物性食品が豊富に存在しており、彼らは植物性食品を主に食べていたことが分かったのだ。

 これらの分析を行ったのは、米国のクリスティナ・ワリナー博士だ。博士は現在、マックスプランク人類科学研究所のマイクロバイオーム科学チームのリーダーである。ワリナー博士の研究によって、古代人の食生活に非常に興味深い発見と結論が得られた。

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クリスティナ・ワリナー博士 「Collective Evolution」の記事より

 ワリナー博士はこう断言する。

「人間には肉の摂取に対して、遺伝的、解剖学的または生理学的な適応がありません。対照的に、植物の摂取には多くの適応があります」(「The Game Changers」ドキュメンタリーより)

 人間の消化器系は、肉を食べる動物のものよりもはるかに長く、より長い処理時間を必要とする植物や繊維を消化するために作られている。そして我々の消化器系内には、肉食に対する適正がないという。

 ワリナー博士は、古代の腸内マイクロバイオーム(微生物叢)などの研究分析に取り組み、この結論に至った。

 一般的に必須アミノ酸摂取のために、人間は肉を食べる必要があるといわれている。しかし、肉に含まれるビタミン12も、実際は動物によって作られているわけではなく、バクテリアによって作られ、土壌と水に含まれているのだと博士は説明している。しかし、最近は飲料水を塩素化せざるを得なくなったので、元々水に含まれていたB12バクテリアは大部分が殺され、家畜でもビタミン12のサプリメントを摂取する必要があるとも述べている。

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