最恐の呪いの人形「アナ雪・エルサ」が出現、家族が救助を要請! 電源オフで話し続け、捨てても戻り…!
呪いの人形というと映画『死霊館』のアナベル人形を思い出す人も多いだろう。映画に出てくるアナベル人形は不気味な顔つきのビスクドールだが、実在するアナベル人形は『ラガティ・アン』という絵本のキャラクターのぬいぐるみだ。映画と違い、現実の“呪いの人形”の見た目は意外と普通だったりする。
そして現在、新たな呪いの人形が世を騒がせている。捨てたはずの人形がいつの間にか家に戻ってきた――米テキサス州在住の親子が呪われたエルサ人形に怯えているというのだ。地元ニュースメディア「click2houston.com」(今月14日付)他が報じている。
2013年、ヴァイオリニストのエミリー・マドニアさんは、娘にディズニー映画『アナと雪の女王』に登場するエルサの人形を買い与えた。青いドレスを着た可愛らしい造形で、胸元のジュエリーを押すと話したり『Let It Go』を歌ったりする機能があり、娘もこの人形を大変気に入ったという。
だが、それから6年、エルサ人形はいつの間にか奇妙な動きをするようになっていた。この人形は英語とスペイン語で話すことができ、ずっと英語モードにして遊んでいたのに、購入から2年後にはスペイン語でしか話さなくなったという。さらに、人形はスイッチをオフにしているにも関わらず、突然しゃべり出したり歌を歌いだしたりするようになったのである。
次第に不気味さを感じるようになった一家は、2019年12月、ついに人形を捨てることにした。そして確かにゴミとして出したのだが、その1週間後、人形はいつの間にかリビングの椅子に座っていたのだという。エミリーさんは当初、子供たちのイタズラを疑ったというが、当の子供たちも「そんなことはしていない」の一点張りだった。
仕方がないので、今度は人形を二重のゴミ袋に入れ、ゴミ箱の底に突っ込んでゴミの日に出したという。人形を含むゴミはその日のうちに回収され、一家は人形のことなど忘れて旅行に出かけた。しかし、帰宅した一家は裏庭にあの人形が置かれているのを発見した。
前の騒ぎを知っている何者かによるイタズラということも考えられるが、エミリーさんはゴミ収集車で回収されるのを確認しており、また人形には娘が付けたマジックの落書きの跡が残っていた。確かにそれは、捨てたはずのエルサ人形だった。
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