イク時の声ベスト順位&ペニスをドリルのように口にねじ込み……淡路島の激ヤバ秘宝館、通称「ナゾのパラダイス」に村田らむが潜入！

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　お土産物売り場にはタオルやらなんやら売っていた。『立川水仙郷企画　淡路島ナゾのパラダイス「らくがきソング」』というテープを売っていたので思わず買ってしまった。ただ、買ってはみたものの、うちにはとっくにテープレコーダーがないので聞くことができず日々ジッと眺めて過ごしている。

　テレビを見ていたオジサンに、話しかけられたので

「コミュニティーバスで来ました」

　というとびっくりした顔をされた。

「ええ？　もう行かないと!!　上り坂はキツイから間に合わないよ!!」

　と言われた。まだ20分ほどあったので油断していた。実際、坂を登ってみると、本当に酷な道だった。えっちらおっちら登るのだが、全然バス停に着かない。

　途中で息が上がって休みたかったが、乗り遅れたら6時までバスがないのだ。ひいひい言いながら登ってなんとかギリギリ、バスに間に合った。

　コミュニティバスに乗ると、行きに乗ったバスと同じ運転手さんだった。

「ここらへんにはいくつか集落があって回ってるんだよ。97歳のおばあさんも元気なもんで、一人で銀行行って買い物してるよ」

　と言われた。行きに同乗したおじいさん、おばあさんは集落の中では若手グループだったそうだ。

　今まで田舎に住んだことないけど、確かに空と海がキレイな場所だったら楽しく長生きできそうな気はした。

　そして、そのまま洲本のバスターミナルに戻った。

　まだ昼過ぎなのでなにかないかな〜と思いながらフラフラ歩いていると、『ドラゴンクエスト記念碑』という像を見つけた。

　ドラクエシリーズの生みの親である、堀井雄二氏の故郷が洲本らしい。

　なるほどーと思う。思うがそれ以上とくにすることもないので、ホテルに戻って寝ることにした。

　そして翌朝から『おのころ島神社』へ行きそのまま遊園地『淡路ワールドパーク ONOKORO』に行くつもりだったのだが、とんでもないことが判明してしまったのだった……（詳しくはこちらの記事を参照！）

文＝村田らむ

村田らむ

ライター､漫画家､カメラマン､イラストレーター
1972年生まれ。キャリアは20年超。ホームレスやゴミ屋敷、新興宗教組織、富士の樹海などへの潜入取材を得意としている。著書に『ホームレス大博覧会』（鹿砦社）、『ホームレス大図鑑』（竹書房）、『樹海考』（晶文社）、『ホームレス消滅』（幻冬舎新書）など。

Twitter：@rumrumrumrum

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