ペニスをドリルのように口にねじ込む……淡路島の激ヤバ秘宝館
イク時の声ベスト順位&ペニスをドリルのように口にねじ込み……淡路島の激ヤバ秘宝館、通称「ナゾのパラダイス」に村田らむが潜入!
――B級スポット、樹海や禁断の土地、ホームレス取材を得意とするルポライター村田らむが寄稿!
今回は、前々から行きたかった、淡路島にある秘宝館的施設『立川水仙郷』、通称『ナゾのパラダイス』に足を運ぶことにした。
2019年の年末12月27日。四国、東かがわ市の讃岐白鳥から電車に乗って徳島に向かった。徳島からはバスに乗り換えて、淡路島に入る。
鳴門の渦潮を見下ろしながら、大鳴門橋を渡る。しばらくバスに揺られながらうつらうつらしていたら、洲本市のバスターミナルに着いた。
洲本と言えば、日本三名狸の芝右衛門狸がいたことくらいしか知らない。でもそこそこの街のようだ。しかし、あまり街でくつろいでいる時間はなく、すぐにコミュニティバスに乗り淡路島の東の海岸線を南下した。
コミュニティバスは、9人乗りの小さなバスだった。すでに、おじいさん、おばあさんが乗っていた。一番うしろの席におずおずと座った。
バスはゆっくり走り出した。車窓から見える空と海は素晴らしくキレイだった。ただ、初めてきた僕にとっては素晴らしい景色だったが、毎日のように見ている老人たちにとっては見慣れた景色らしく会話に花が咲いていた。実に楽しそうに、明るく、ほがらかに、尿道結石について話していた。
会話が一段落し、おじいさんに
「どこに行くのかね?」
と聞かれた。
「立川水仙郷です」
と答えと、おじいさんは
「どうせ水仙を見るなら、灘黒岩水仙郷のほうがいいのに。大きいよ」
と言われた。立川水仙郷からもう少し南に進むと、灘黒岩水仙郷はある。
「あ、僕はナゾのパラダイスが見たくて。水仙はそれほど(本当は全然)期待してないので大丈夫です」
と答える。おじいさんは
「ああ、あるね。そう言えば。はは楽しめるといいな」
と微妙な返答をくれた。
そして立川水仙郷のバス停で降りると、アイドルっぽい絵がでかでかと描かれた看板が出ていた。
受付のお姉さんがいたので、入場料500円を払う。お姉さんに、
「コミュニティーバスですか? 帰りまでに1時間半しかないから気をつけてくださいね!! 遅れると6時までバスないですから!!」
と言われる。散々苦労して来たスポットなのに、一時間半しかいられないのは残念だが、でもかと言って、5時間半もここにいるのは辛い。寒くて、寂しくて、泣いてしまう。
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