「テープレコーダー」の激コワ怪談! 廃墟で肝試しをした小学生男子3人が…キャンキャンゆっきーが寄稿!【鳥肌注意】
――19日に開催した「首都神話×トカナ」コラボイベントの出演者が映画『スケアリー・ストーリーズ 怖い本』に関連した首都神話を特別披露! 第4回目はゆっきー(キャン×キャン)が寄稿!

題名:テープレコーダー(ゆっきー/キャンキャン)
ある地域に、近所で有名な「霊の声がきこえる」という廃墟があったんです。
ある時、小学3年生の男の子3人が肝試しでテープレコーダーを回しながら廃墟の中へ入りました。
古びたドアを開ける時、その中の1人がふざけて「お邪魔します」とあいさつ。
中に入ると「結構なお宅ですね」とまたふざけて一言。
特に何も起こらないので帰ろうかと言う話になり、「ありがとうございました。お邪魔しました」と言って廃墟を後にした3人。
一応テープレコーダーに何か変な音が入っていないか確認してみることに。すると、お邪魔しますと言った後、男性の小さな低い声で
「どうぞ」
という声が。えー!なんだこれ! 怖いながらも、すごいものが撮れたと興奮した3人。
さらに結構なお宅ですねと言った後には、また同じ声で「それはどうもありがとうございます」という小さな声が入っていたというのです。完全に幽霊だ! と興奮しながらも、丁寧な男性の対応に好意的な幽霊だなと少し安心する3人だったのですが…。
「ありがとうございました。お邪魔しました」と最後に言ったあと録音されていたのは、今までの声からはかなり豹変した、耳をふさぎたくなるほどの大声で
「ちょっと待てーーー!!!」
と、入っていたそうです。男性の霊は、今でも3人を許してはいないのかもしれません……。
※『スケアリーストーリーズ 怖い本』公式サイト(2月28日 新宿バルト9ほか全国公開)
『スケアリーストーリーズ 怖い本』のあらすじ
読むな危険! その本は、絶対に開いてはいけない―― ハロウィンの夜、町外れの幽霊屋敷に忍び込んだステラたちは地下室で一冊の本を見つける。ページを開くとそこには噂に聞いた怖い話の数々が綴られていた。作家志望のステラはこっそり本を持ち帰るが、翌日から仲間がひとり、またひとりと消えていく。のどかな町で起きた不可解な失踪事件。彼らの身を案じていたステラたちは、本の余白ページにひとりでに文字が浮き出て、新たな物語が書かれていくのを見てしまう。しかも主人公は消えた仲間たちで、それぞれが“いちばん怖い”ものに襲われる物語がそこにあった。毎夜新たに綴られる怖い話――。彼らはどこへ消えたのか?次の主人公は誰なのか? “怖い本”からはだれひとり逃げられない――。
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