「大量の猿」に囲まれる恐怖を日本で味わえる! 淡路島モンキーセンターに村田らむが潜入…野生の弱肉強食エグすぎ!
すごいな~と思って、坂の上の公園についたらビックリした。数え切れないくらいの猿がいた。一気に襲ってこられたら、『猿の惑星』のようにボコボコにされてしまうだろう。
あとから資料を見た所、モンキーセンターに集まっているのは、約200頭の猿のグループらしい。朝9時に山からやってきて、夕方17時半頃に山奥へ帰っていくそうだ。つまり彼らは自主的にこの場所に集まってきているのだ。
だから絶対に見られるわけではないそうだ。
1月~6月の半ばまでは見学できる可能性が高く、9~11月にかけては見られない場合もある。12月末はほぼ見学可能な時期ではあったが、それでも自然のものだからやって来ない日もあるそうだ。
見られてとても幸運だった。
しばらくは猿の数に圧倒されてしまった。
猿たちそれぞれはノミ取りをしたり、ぼーっとしたり、とあまり動きはない。雨は止んでいたけれど、猿たちはそれなりにビショビショだ。12月にビショビショで平気でくつろいでいるとは、寒さに強いんだなあと関心する。広場には鹿もいて、適当にウロウロしていた。
猿はシカのことは見えてない聞こえてないかのようにガン無視している。見ざる言わざる聞かざるというところか。
広場には小屋があって中に入るとエサを買うことができた。エサは檻の中から、外にいる猿たちにエサを与えるのだ。檻の上には『ほ乳動物 人間』と書かれていた。なるほど動物園とは、立場が逆なのだ。
エサを持って小屋の中に入ると猿たちがドンドン集まってきた。体格がでかい、いかにも
「ワシがボスじゃあ!!」
という猿が貫禄の顔つきでこちらを見ながら手を差し出す。こちらもなんとなく圧倒されてしまってエサを渡してしまう。
しかしなんで猿に圧倒されなきゃならないんだと思い直し、下にいるかわいらしい子猿にエサをあげた。小さい手でキャッチした瞬間、ボス猿が思いっきり子猿を殴りつけた。子猿はピーナッツを手にほうほうの体で逃げていった。
ワオ!! 野生の弱肉強食エグい!! そんな自然の掟を見つつ、しばらくエサをあげつづけた。猿の柔らかい手が触れるのが楽しい。
思っていたよりずっと楽しい施設だった。猿が好きな人はぜひ遊びに来て欲しい。
ずーっと見ていて飽きない。動物園の猿山も楽しいけど、それよりずっと身近だ。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊「大量の猿」に囲まれる恐怖を日本で味わえる! 淡路島モンキーセンターに村田らむが潜入…野生の弱肉強食エグすぎ!のページです。村田らむ、猿、淡路島、下駄華緒などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで