ペンタゴンが月探査のために「原子力ロケット」を至急開発中
ペンタゴンが月探査のために「原子力ロケット」を至急開発中! やはり「月の謎」が米中宇宙競争の争点だった!
ペンタゴン(米国防総省)は“原子力ロケット”を宇宙に飛ばす計画を進めているようだ。宇宙開発競争で勢いづく中国よりも先に、月に近い衛星軌道上に多目的人工衛星を打ち上げるのが狙いだ。
■月探査のためにDARPAが“原子力ロケット”を開発中
地球の本物の“衛星”である月は、地上から38万キロ上空にあるが、“人工衛星”のほうは地上から1000キロ前後に位置するものが多く、高くとも4万キロ以内に収まっている。
手つかずの衛星軌道空間が豊富に残されているのだが、その超高高度の衛星軌道上に人工衛星を打ち上げて周回させることができれば、月探査をはじめさまざまな目的に活用できる。そこで有効な技術になるのが“原子力ロケット”である。
2019年1月、月探査機「嫦娥4号」を人類史上初めて月の“裏側”に着陸させるなど、月探査においてアメリカを追い抜きつつある中国だが、もちろんアメリカも手をこまねいているわけではない。月により近い衛星軌道上に人工衛星を送り込むために“原子力ロケット”の開発を着々と進めているのだ。

アメリカ政府は昨年、2024年までに再び月に宇宙飛行士を送り込む計画を発表しているが、その鍵を握る技術であるのが超高高度の衛星軌道上に配置された宇宙ステーションの建設である。本格的な宇宙の有人探査において、月に近い場所に宇宙ステーションを設けることがまず最初のステップになるのだ。
この計画を後押しするのが原子力ロケットだ。原子力ロケットの実用化で、超高高度の衛星軌道上における宇宙ステーションの建設が円滑に進むのである。そして実際にペンタゴンの機関DARPA(国防高等研究計画局)に原子力ロケット開発のための予算が計上されている。
原子力ロケットは専門家が「高分析低濃縮ウラン核熱推進システム」と呼ぶもので、ロケットには小さな原子炉が搭載されている。原子炉は推進剤、たとえば水素を加熱して推進エネルギーを発生させる。ロケットの打ち上げそのものは通常のロケットエンジンで行われるが、いったん宇宙空間の衛星軌道上に到達してから、この原子炉が稼働する。したがって打ち上げ時に環境を汚染することはない。

実はアメリカにおいて原子力ロケットの開発はこれが初めてのことではないのだが、具体的な目的が明確になったことから今後は開発が急ピッチで進みそうである。
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