【結論】サブリミナル効果は似非科学ではない、本当に効果アリ! 最新研究で驚きの結果、有効時間も判明
こうした研究からわかるように、サブリミナルメッセージが効果を発揮するには、対象の人々にすでに欲望や動機があることが前提である公算が大きい。コーラを普段まったく飲まず、あえて飲みたいとも思わない人物にコーラのサブリミナル広告を見せるのは確かにナンセンスであり何の効果もないのだろう。
そして2016年に「Neuroscience of Consciousness」で発表された研究では、サブリミナルメッセージの影響はごく短時間に限られることも示唆されている。分析ではサブリミナル広告が影響力を持つのは最大で25分間であるということだ。サブリミナル広告で“ソノ気”にさせられたとしても、それを購入なり入手するまで25分以上かかるようだったら効果はなくなることになる。
「あなたが本来望まない何かを買わせたり、あなたが好きではない政治候補者に投票させたりすることはできません。サブリミナルメッセージはそれほど強力ではありません」(ジマーマン氏)
残念ながら(!?)、サブリミナル広告の効果はきわめて限定的であるというのが今のところ最も妥当な理解ということになりそうだ。テレビや動画を見ながらポテトチップを一袋空けてしまったとしても、それを広告のせいにするのはお門違いということだろうか。
参考:「Live Science」、ほか
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