伝説的ギタリスト、デュアン・オールマンの謎すぎる死! 神との直接交渉で延命か!?
「その時、ベリー・オークリーは神と個人的な契約を結びました。オークリーは、デュアン・オールマンに音楽活動をさせ、夢を成し遂げるために、あともう1年間、時間を与えるよう神に懇願したのです」(ブッチ・トラックス)
■“1年間”のタイムリミットが来る
この“契約”を神が履行したということなのか、この後、デュアンは医者も驚くほどの奇跡的な回復を見せることになる。そしてオールマン・ブラザーズ・バンドの輝かしい音楽活動が再開されたのだ。
各地でのライブコンサートは盛況を博し、エリック・クラプトンとのコラボも実現し、オールマン・ブラザーズ・バンドの音楽活動は栄華を極めた。
しかしそこへ“1年間”のタイムリミットが来てしまう。
1971年10月29日、24歳だったデュアン・オールマンは、ジョージア州メイコンの道を、愛車のハーレーダビットソン・スポーツスターに乗って走行中、急停止したトラックをよけようとして衝突、バイクから投げ出される。すぐに病院に運ばれたものの内臓損傷により残念ながら数時間後に死亡する。ドラッグのオーバードースからきっかり1年後、デュアンはあの世へと旅立ってしまったのである。
しかし話はそれで終わらなかった。
“神”と契約したメンバーのベリー・オークリーにも悲劇が訪れたのだ。
デュアンの死から1年後の1972年11月11日、ベリー・オークリーもまたオートバイ事故により亡くなってしまうのであった。デュアンの事故現場から僅か3ブロックしか離れていない場所での事故であったのだ。そしてデュアンが亡くなったときと同じ年齢、24歳でベリー・オークリーもその生涯を終えたのである。
“神と取引き”したベリーは、まるでデュアンの命を1年間延命させるのと引き換えに、自分の命を差し出したかのような結末である。オーバードースの日、ベリーと神の間ではたしてどのような“契約”が交されたのか、今になっては知りようもない。そしてもちろん、すべては偶然だと片付けることもできるだろう。それでもこのデュアンの死は、スピリチュアル的には何かと議論の余地のあるバイオグラフィーであるのかもしれない。
参考:「Mysterious Universe」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊伝説的ギタリスト、デュアン・オールマンの謎すぎる死! 神との直接交渉で延命か!?のページです。仲田しんじ、オーバードース、デュアン・オールマン、交通事故死、オールマン・ブラザーズ・バンドなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで