20年以上ホームレスを取材、70以上のゴミ屋敷を清掃! 発禁&絶版の男・村田らむ
20年以上ホームレスを取材、70以上のゴミ屋敷を清掃! 発禁&絶版の男・村田らむの全著作振り返りがヤバイ!
【村田らむ・新刊『ホームレス消滅』発売記念イベント開催!2020年6月11日(木)@新宿ネイキッドロフト ゲスト・トカナ角由紀子】
というわけでいきなり宣伝で悪いのだが、2020年5月28日に、幻冬舎から『ホームレス消滅』という新著を発刊させていただいた。
内容は、国が進める「ホームレス0計画」と、「誰の世話にもなりたくない!! ホームレス生活を続けたい!!」と言うホームレスたちの話を主軸に、僕が20年以上に渡ってホームレスを取材してきた生の声と、客観的なデータを盛り込んだ一冊になっている。
初の新書なのだが290ページとかなりのボリュームになっている。お値段税抜900円と大変お買い得になっているので、興味のあるかたは是非購入していただきたい。
『ホームレス消滅』が何冊目の著作なのか、自分でもよく分からなくなっていたので調べてみたら、実に20冊目だった。
今回は今までに出版してきた、全著作を振り返ってみることにする。今回は後編だ。
(※ ゴーストライターとして制作に携わった作品など何冊かは紹介していない。また紙、電子、どちらの同人誌も紹介していない)
●裏仕事師 儲けのからくり(2012年/三才)
悪い人たちの話を紹介した本だ。
はじめは普通の単行本にする予定だったのだが、結局ムックっぽい形に落ち着いた。
ドクロが万札をくわえている、表紙のイラストも描かせてもらった。
しばらく経った後、別の会社でこの本を元にした漫画連載もすることになった。
Kindle版は今でも読むことができる。Kindle Unlimited(読み放題サービス)なので、気楽に読んでいただければ。
●ホームレス大博覧会(2013年/鹿砦社)
今は亡き雑誌『実話漫画ナックルズ』に連載していた、ホームレスインタビュー漫画に、書き下ろしを加えた作品になる。
大半は漫画だ。編集者の長島さんと毎月、関東の色々な場所へ取材に行っていた。
版元は、連載していたミリオン出版から鹿砦社に変わった。
鹿砦社は『紙の爆弾』という雑誌で、長年に渡って漫画連載をさせてもらっているので、比較的簡単に企画は通った。
かなり凝った作りにして、昔から作りたかった『ホームレストレーディングカード』も載せることができた。全部載っているからトレーディング(取引、交換)する必要はないのだが、まあそこは流して欲しい。
この本は訴えられることもなく、重版がかかり、現在でもAmazonで購入することができる。Kindle Unlimitedでも読むことができるので、ぜひぜひ。
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