人間は4.8秒後の未来を予測できるという研究は「ホログラム宇宙論」を裏付けている!? 「胸騒ぎ」で未来は変わる!

 これは地デジ放送と原理的には同じだ。テレビ放送がデジタルに切り替えられて以降、テレビ画面から時報が消えた。理由はタイムラグだ。放送局から発信された地デジの電波は、それを受け取った受信機の中で再構成されてテレビ画面に映し出される。その約0.5秒ほどのタイムラグが受信機のCPUの処理能力によって再現スピードが異なるため、一律の時報が意味をなさなくなったのだ。

 450億光年離れた二次元表面の事象が三次元に再構成される際のタイムラグは、物理学の最新理論によれば決して450億年ではない。量子のスピンの保存則の観測により、情報は光速よりも速く伝わることがわかっているからだ。量子力学における情報の伝達スピードはほぼ無限大と呼ばれていたが、実はそうではなく、450億光年を4.8秒かけて情報が伝わるということが正しいのではないかというのが今回の実験が示唆することである。

画像は「Getty Images」より引用

 しかしなぜ、ショッキングな出来事が起きる前に心臓がしめつけられるのか?

物質の本体は450億光年離れた場所にあるけれど、意識はこの場所にあるからですよ

 これはあるスピリチュアルを専門とする知人の意見で、私もなるほどとうなずいた解釈である。

 私たちの肉体は450億光年離れた4.8秒先の世界に実在している。4.8秒遅れてこの場所でわたしたちの魂がその現象を追体験する。つまり意識は4.8秒遅れて生まれるが、その瞬間には肉体反応はすでに決定づけられている。情報のタイムラグが存在することで、私たちがショッキングな出来事を目にしたと知覚する4.8秒前、すでに心臓は450億光年離れた二次元の世界で動悸が高まっているわけだ。

「つまり胸騒ぎを感じた時点で行動を強制的に変えれば、ショッキングなことを目にしなくても済むかもしれないのです」

 この知人が言うのはこういうことだ。大好きな異性に告白をしたとする。一瞬の沈黙と相手の戸惑う姿を目にしながら、急に胸が悪い予感で締め付けられたとしよう。その際、すかさず、

「ごめん。今の無し」

 と告白をキャンセルするのだ。そうすれば4.8秒後にあなたが目にする未来は「なあんだ」とほっとする相手の笑顔に変わっているのかもしれない。

文=ホラッチェ

ホラッチェ

フューチャリスト。近未来の経済分析が得意。ただしその分析の大半はホラだと周囲に思われている。

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