「UFOの学際的研究が必須」高級紙サイエンティフィック・アメリカンが断言! 時代がやっと追いつく
GRB、超新星爆発等々が科学研究の対象になっているのは、イベントの発生ごとにデータを綿密に収集し、体系的に観察するという研究の基礎ができているのである。同様にUFO、UAPについてもレーダー、熱、および視覚による体系的で綿密な観測データを収集、共有する態勢を整えなければならない。
UFO、UAPの多くはおそらく、航空機や稀な気象現象、または単に誤認された平凡な空の現象である。しかしそれでも調査する価値のある真に不可解なケースがあることも事実だ。
徹底的な科学的調査を行うためのテンプレートは、ジェームズ・マクドナルド教授の論文「Science in Default」で提案されている。マクドナルド教授はUFOやUAPが地球外生物である可能性を否定していないのだが、方法論自体は客観的な科学分析の素晴らしい例になっている。これはまさに科学者がこれらの出来事を研究するために現在できる“最善手”といえるものだ。
カール・セーガンが1969年の論争で「科学者は特に心を開かせる必要があります。それが科学の生命線です」と発言した意味をもう一度よく考えなければならない。我々はUAPが何であるかを知らないからこそ、科学者がそれらを研究しなければならないのだ。UFOとUAPについての学際的な科学的研究が深まることを期待したい。
参考:「Scientific American」ほか
文=仲田しんじ
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