「人間は直感だけでヘビに毒があるか判断することができる」大学研究で判明! 人間の特殊能力やばい
2020.08.22 10:00
人間が持つ知られざる特殊能力の存在が明らかになった。
この度、チェコのプラハ・カレル大学の研究者らが、オープンアクセスジャーナル「PLOS ONE」に発表した論文で、人間には毒蛇とそうでない蛇を見分ける能力があることが分かったという。
実験ではボランティアに毒蛇と毒を持たない蛇の写真を交互に見せ、その時の発汗や心拍数の増加をモニターした。すると、ボランティアはどれが毒蛇であるか知らないにもかかわらず、毒蛇を見せられた時により発汗と心拍数が増加し、強い恐怖心を示したという。
研究者らは、こうした人間の能力は進化上で獲得したスキルだと指摘している。具体的には、太く大きい鱗を持つ蛇に対しては恐怖心が起こり、細くて滑らかな蛇に対しては嫌悪感が起こるとのことだ。恐怖心が起こると交感神経が活発化し、闘争あるいは逃走に臨む体勢が準備されるという。
ボランティアに見せられた毒蛇はサハラスナマムシ、ノコギリヘビの一種、ガボンアダー、毒を持たない蛇はメクラヘビの一種、ラバーボア、ブラーミニメクラヘビなどだった。研究者らによると、恐怖の7段階のリッカート尺度(1の「恐怖なし」~7の「極度の恐怖」)において、毒を持つヘビは平均5.15点であったのに対し、毒を持たないヘビは3.24点だったという。
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