ついに!「二日酔いの治療薬」が発見される!! 薬局で気軽に買えるアノ成分だった!



 まず広告を通じ、19人の健康な男性ボランティアが募集された。ボランティアは、ただアルコールを飲むだけでなく、飲酒後の二日酔いや頭痛を経験することが条件であった。

 被験者は管理された環境で、3時間にわたって体重1㎏当たり1.5gのアルコールを摂取した。例として、体重が70kgの男性だと純アルコール量の摂取量は105gとなる。これは日本酒だと約5合、ワイン約1.5本に相当する量である。

 次に、被験者はプラセボ(偽薬)、もしくはビタミンを含むL-システインの錠剤を飲むように求められた。

 この程度の実験なら容易に済みそうに思えるが、実はある困難にぶつかったという。

 一部の被験者は、決められたアルコール量を消費することができず、除外された。反対に参加者の一部は、この研究に必須である二日酔いの症状が起きないほど、アルコールに高い耐性レベルを持っていた。また一部の被験者は、バーに行ってさらにアルコールを補充することを強く求めた結果、除外されたと研究者のマーカス・メツァラ氏は、地元メディアに語った。

画像は「Pixabay」より

 手軽に入手できるL-システインで二日酔いが解決するなら、喜ばしいことである。ただし、この実験は被験者人数も少なく、またフィンランド人のみが対象なので、日本人にも同様の効果があるのかどうかは定かではない。薬に頼る前に、自分のリミットを自覚して飲むのが、一番良いことは言うまでもないだろう。

参考:「msn」、「Uutiset」ほか

文=三橋ココ

TOCANA編集部

TOCANA/トカナ|UFO、UMA、心霊、予言など好奇心を刺激するオカルトニュースメディア
Twitter: @DailyTocana
Instagram: tocanagram
Facebook: tocana.web
YouTube: TOCANAチャンネル

※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。

人気連載

深夜の国道に立つ異様な『白い花嫁』タクシー運転手が語る“最恐”怪談

深夜の国道に立つ異様な『白い花嫁』タクシー運転手が語る“最恐”怪談

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.16 20:00心霊
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.02 20:00心霊
深夜のパチンコ屋にうつむきながら入っていく謎の男達と不思議な警察官【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

深夜のパチンコ屋にうつむきながら入っていく謎の男達と不思議な警察官【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.09.18 20:00心霊
奇妙な風習…“引っ張り合う”魂が集う墓地に佇む老婆【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

奇妙な風習…“引っ張り合う”魂が集う墓地に佇む老婆【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.08.07 20:00心霊

ついに!「二日酔いの治療薬」が発見される!! 薬局で気軽に買えるアノ成分だった!のページです。などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで