高齢出産で生まれた子どもには“とてつもない潜在能力”が宿っていた!! 最新研究で知られざるメリット判明、しかし父が高齢の場合…!

■高齢女性の出産リスク

 一般に高齢出産とは女性が35歳以上で出産することを指すが、晩婚化が進んだ結果として高齢出産が増えつつある。日本の人口動態統計によれば、出産時の母の平均年齢は1973年に27.3歳だったのが、2016年には32歳になり、40年あまりで平均年齢が5歳近く上昇した。

 高齢出産には様々なリスクがあるといわれている。まず、女性が自然妊娠する率(妊孕率)では、海外のデータを見ると、20代前半を100%として30代前半で80%、30代後半では70%程度に下がり、40代前半で40%、40代後半では5%へと急激に落ちる。たとえ妊娠しても、流産の確率が、若い女性では15~20%だが、40歳以上になると約40%以上に激増するデメリットもある。

 妊娠期間を無事に過ごせたとしても、高齢出産の場合は難産にもなりやすい。加齢によって産道や子宮口が硬くなっているためで、帝王切開になる確率も高まる。

 その後、数々の問題をクリアしてやっと出産にこぎつけても、高齢の女性の場合は先天異常の子供が生まれる確率が高くなる。最も知られているダウン症では、母親が25歳では約1300人に1人の割合なのが、40歳になると約110人に1人と確率が急上昇する。他に母親が高齢出産のリスクとして、子供の自閉症などの発達障害や肥満リスクも知られている。

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画像は「Getty Images」より引用

■高齢の父親のリスク

 次に、父親が高齢である場合のリスクをみてみよう。米国の研究によると、父親の年齢が子どもの精神疾患リスクに影響を与えるという。例として、発達障害の子供が生まれる確率を見ると、父親が45歳の時に生まれた子どもは、20~24歳の時に生まれた子どもに比べて、自閉症スペクトラム障害(ASD)を患う可能性が3倍、注意欠陥・多動性障害(ADHD)を患う可能性が13倍、双極性障害を患う可能性が24倍と高かった。

 高齢の父の場合、生まれる子供が自閉症などに加えて、がん、うつ病、精神疾患、ダウン症になる確率も高くなる。もっとも、これらは母親が高齢なケースほどではないという。また、他の研究では、高齢の父親から生まれた子供は、若い父親から生まれた子に比べて、知能がわずかに低いという研究もあるようだ。

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