高齢出産で生まれた子どもには“とてつもない潜在能力”が宿っていた!! 最新研究で知られざるメリット判明、しかし父が高齢の場合…!

■高齢の母の場合はメリットも!

 では、母や父が高齢だとデメリットしかなのかというと、そうとも言えないようだ。ニュージーランドでは、50代で出産する女性が増えているために、ある研究が行われた。平均年齢46歳の男性70人を対象に健康診断を実施した結果、親が年を取ってから生まれた子供は、46歳になった時点で血圧が低く、コレステロール値やグルコース代謝なども良好の結果となった。

 また、2014年に発表された英国の調査では、40歳以上の女性から生まれた子供は、肉体的にも健康的にも、より若い母から生まれた子供よりも良好な状態だったという。その研究では、高齢の母親から生まれた子供は、3歳までに怪我をする確率が22%低く、入院する確率も3分の1程度だった。さらに、両親と子供のけんかが減り、情緒的にも安定する傾向が見られた。

 母親が高齢出産で生まれた子供では、IQが高い、学歴が高いといった研究もある。オランダの研究では、高齢出産で生まれた子供には、成長してから問題行動を起こす例が少ないという。

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画像は「Getty Images」より引用

■高齢の父のメリット

 では、父が高齢の時に生まれた子供にメリットはあるだろうか。米ノースウエスタン大の研究によると、高齢の父親から生まれた子供は、他の子供よりも長生きする可能性があるという。また米マウントサイナイ・アイカーン医科大学の研究グループは、高齢の父親の息子の方が、若い父親の息子よりも「ギーク」になる可能性が高いことを示唆する研究成果を発表した。「ギーク」とは、知的能力や集中力が高く、IT技術などの特定の分野にマニアックな関心や才能を示すが、社交性には欠けるタイプの人々を指す英語のスラングだ。

 この研究は、英国の双生児たち約7780人を対象に、12歳の時の知能レベルや特定の対象への過度な関心度などを評価して、「ギーク度」をスコア化したもので、父親が35歳以上ならば男児の「ギーク度」のスコアが高まり、男児の57%はギークになる傾向があった。51歳以上の父親をもつ男児では、25歳未満の父親の男児よりも理系分野で高得点を取る確率が32%も高かった。

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