「ゆっくりしたまばたき」で猫とコミュニケーションがとれると大学研究で判明！ 猫と絆を深めるのに最適な方法

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　なぜ猫がこのような行動をするのか、その理由は今のところよくわかっていない。一般に、人間にじっと見つめられた猫はそれを敵意と解釈するからといわれているが、人間がまばたきに好意的に反応するため、猫の方がこの表現を発達させた可能性もあるという。

　そっけない生物のように思われがちな猫であるが、近年の研究は、猫たちが想定されていた以上に人間に対して親和的であることを示している。猫は自分の名前を認識しているし（ただし無視することもある）、人間が悲しい時には寄り添ってくれる。猫と人間の絆は驚くほど深いのだ。

「この研究は、猫と人間のコミュニケーションにおけるゆっくりとしたまばたきの役割を、初めて実験的に調査したものです。そして、家で自分の猫に、あるいは通りで出会った猫に試すことができます。猫と絆を深めるのに最適な方法といえるでしょう」（マコーム氏）

　マコーム氏らの論文は、今月5日付でオンラインジャーナル「Scientific Reports」に掲載された。猫好きなのにうまく仲良くなれない……とお悩みの方は、一度この方法を試してみるといいかもしれない。

参考：「Science Alert」「University of Portsmouth」「Scientific Reports」ほか

TOCANA編集部

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