【独占】動物愛護と称した“詐欺的”募金活動の闇を内部告発者が暴露! 多額の要求、劣悪な環境、辞めようとしたら… 超ヤバい実態
――募金詐欺のようなものですよね!?
「団体としては詐欺の意図はなく、あくまでも活動資金を集めているという意図でした。おかしな話ですが。それから、当初の話では給与制のはずだったのですが、最初の1~2回に8万円ほどが支払われたのみです。給与の代わりに集めた募金から理事長と取り決めした歩合をいただき、残りを本部に送るよう言われました」
――明らかにおかしな話ですね。それでも活動は続けられたのですか?
「家の事情で家計が苦しくなったこともあり、1年半くらいの活動を経て理事長に退会したい旨を伝えました。そうしたら『犬代を払え!』と。当時、協賛金150万円の他に、セラピー犬(実態は募金犬)に1頭25万円を支払う規定になっていました。とにかく辞めたい一心で、まけてもらって30万円だけ払って退会しました」
――退会された後にも何かありましたか?
「機関誌がちょくちょく送られて来ました。団体は最近、海外支部もどんどん立ち上げているようです。理事長は犬への愛と社会に貢献したいという志はある程度持っている方でしたが、とにかくワンマン。そして贅沢好きでベンツを乗り回し、毎年お正月は海外旅行に行ってましたね」
■団体Xは反論も、まだ拭えない不信感
実はその後、団体Xではこの理事長が急死し、新しい理事長が就いた。ようやく組織としての体制も改善するかと思いきや、里親募集活動をしている動物愛護愛護団体SのSNS情報によると、コロナ禍で事態はむしろ悪化しているとのこと。この動物愛護団体Sは「劣悪な環境下に置かれている」犬たちを“レスキュー”のつもりで、個人を装って団体Xに申し出て(団体Xは他の団体とは取引しないため)犬を6頭ほど引き取っている。団体Sが指摘する団体Xの現状はこうだ。
・ (コロナ禍で募金活動ができなくなったこともあり)犬たちがより劣悪な環境で飼育され、2020年8月に熱中症で亡くなった犬もいる。避妊もしていない、胸に腫瘍がある、全身ノミだらけ、耳は真っ黒、ワクチンも打たず、証明書が書き換えられいた犬さえいる。
・ 「セラピー犬」のはずなのにしつけもされていなかった。唸り噛みつき、マーキングだらけ。
・ Xの理事長の話では「駅前募金で年間400万は入ってくる」とのことだが、犬たちの餌はその金額に見なわない安価なフードである。
・ クラウドファンディング、街頭募金のお金は犬たちのために適正に使われていないようだ。
これらの告発に対して、団体Xはサイト上で次のように反論した。まとめると次のようになる。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊【独占】動物愛護と称した“詐欺的”募金活動の闇を内部告発者が暴露! 多額の要求、劣悪な環境、辞めようとしたら… 超ヤバい実態のページです。募金、詐欺、ワクチン、動物愛護、ブリーダー、アニマルセラピー、理事長などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで