【朗報】失明しても“ウイルス注入”でガチ視力回復する臨床試験開始へ! 手術不要、最先端の遺伝子治療が凄い!
2020.11.18 14:00
ナノスコープ社は、この双極細胞に注目し、光受容体の代わりとなる遺伝子「MCO1オプシン」を設計した。MCO1オプシンを網膜の双極細胞に付着させることで、双極細胞が損傷した視細胞の仕事の一部を引き受けるようになる。感染した細胞は光感知タンパク質を生成し、続いて光刺激が脳に伝わり、視力を回復させる機能を果たすという。
うまくいけば、患者は6~18メートル先まで視力を得ることができるといわれている。ただし、研究チームは「健康な目を持つ人の正常な視力と比べた場合、回復した視力がどのような見え方になるのかまでは検証途中」と慎重な姿勢を崩さない。実用化まで、まだ時間がかかりそうだ。

すでに遺伝子治療は始まっている。現在光を失い、暗闇の中で過ごしている人々に、少しでも早く希望の光が射し込むことを願ってやまない。
参考:「Daily Mail」、ほか
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