【2021年3つの大予言】政治経済専門家が“絶対匿名”を条件にガチ予言! キーワードはグレートリセット

■予言3:遺伝子研究を権力者限定で解禁することになるだろう

画像は「Getty Images」より引用

 2020年のノーベル医学生理学賞を受賞したのは遺伝子操作ツール「クリスパー」の発見である。誰もが手軽に生物の遺伝子を操ることができる時代をクリスパーは切り開いた。そのため今、世界中でバイオハッカーが出現しはじめている。

 コンピュータの世界のハッカーのように、バイオハッカーは大企業や大学の研究所などの組織に所属するのではない独学の技術者である。それが世界で定めた倫理規定に支配されない独自の人体実験を始めるようになった。これがダボス会議の議題になる。

 違法薬物の根絶のように、2021年以降、世界の動きとしてはバイオハッカーの違法化とその摘発が進むだろう。生命をあやつる遺伝子操作など、高い倫理ルールのもとでコントロールしなければ社会はとんでもないことになってしまう。社会全体については。

 しかし一方で、ビリオネアで構成される世界の支配層にとって、その科学界の考え方は歯がゆくて仕方がない。彼らの寿命はせいぜいあと30年程度だ。世界を100年にわたり支配してきたデイビッド・ロックフェラーも2017年に101歳でその生涯を終えた。あと10年生きられたらその寿命を30年先延ばしにする技術が誕生していたのかもしれないのに、だ。

 そこで、世界の医学倫理システムに支配されない彼らのための独自の研究機関が必要になる。ではどうしたらいいか。それらの研究について特例を作ればいい。ビル・ゲイツが新型コロナワクチンの開発に関して特例を認めさせたのはその突破口である。ゲイツ氏はコロナは今後、数年起きにまた新型が登場すると主張している。

 2021年に世界的に遺伝子研究についてはこれまで以上に厳しい倫理規定が発表され、バイオテクノロジーの最先端の研究者たちの研究活動には大幅な制限が加わるようになるだろう。ただその倫理規定をよく読んでおくといい。そこには『軍事目的および緊急事態での遺伝子改変は例外』となっているはずだから。

文=須垣泰樹

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