「鉄道写真をもっとオトナの趣味に」第一人者が撮り鉄に行動変容を呼びかけ(インタビュー)

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写真=酒井透

 昨年、成田ゆめ牧場で行われた撮影会には、重連で走る蒸気機関車を撮影するために30人以上の鉄道ファンが集まった。その中には、現役の蒸気機関車を知らない人たちの姿も見られた。この日、誰もが蒸気機関車の奏でるドラフト音に魅了されていたのは、言うまでもない。

「鉄道撮影ファンは、撮るばかりで鉄道に乗らないと批判されることも多いんですよ。しかし『撮ると乗れない』ことも事実ですね。鉄道あってのこの趣味なんです。皆んなでおカネを出し合って、少しでも鉄道や施設にプラスになることをしていくことによって、運営している側にもおカネが入るようになります。追っかけるような撮影ばかりが鉄道趣味ではないんですよね。じっくり車両と向かい合って撮影することも大切です。そうすることによって、相手から『ありがとう。また来てね』と言ってもらえるようになります。そのような行動様式にしていかないと、鉄道趣味は成熟していかないと思うんですよ。『鉄道写真をもっとオトナの趣味に』には、そういった願いが込もっています。

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写真=酒井透

「撮影をすることから、賛同者が増えることを祈っています」と話す神谷さんのイベントは、主にクラブツーリズム(株)の写真撮影ツアーや光学機器メーカーのオリンパス(株)の撮影講座などで行われている。気になる読者はぜひチェックしてみて欲しい。

クラブツーリズム
オリンパス

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『蒸気機関車紀行』(天夢人)

『蒸気機関車紀行』神谷 武志 (著)

『蒸気機関車紀行』は、蒸気機関車を知り尽くした鉄道カメラマンであり、鉄道フォトライフプランナーとして活躍する神谷武志さんが、現在も本線を運行しているすべての蒸気機関車を、それぞれの撮影ポイントやシチュエーション、時間などを考え抜いて撮影した写真を掲載した集大成になっている。

また、現役で本線を走る蒸気機関車だけでなく、博物館や公園で運行されている蒸気機関車はもとより、日本から海外にわたって活躍している蒸気機関車までもが収録されている。

文・写真=酒井透

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