老化細胞を取り除く“魔法のアンチエイジング薬”誕生に画期的進展! 全身が内側から若返る… 日本の研究に世界が注目!

 我々の身体を構成する細胞の老化は、残念ながら食い止めることはできない。できる限り老化のスピードを遅らせるようというのが“アンチエイジング”の観点だが、そこに画期的な視点がもたらされたようだ。老化を遅らせるのではなく、老化した細胞を取り除いてしまおうという方策である。

■老化細胞を取り除く新薬を開発

 超高齢化社会を迎えている現在、健康寿命を延ばす“アンチエイジング”に大きな注目が集まっている。

 生物である以上、人間も加齢による老化からは逃れることはできない。そこで極力老化を遅らせようとするアンチエイジングの医療や健康法がいくつも開発されているのだが、最近になってここ日本からブレイクスルーがもたらされたようだ。老化に逆らうのではなく、老化した細胞を取り除くことで各種の生理機能を改善させようという試みである。

 マウスを使った実験でその効果が確かめられた新しい薬剤は、糖尿病や腎臓病などの加齢性疾患を引き起こす要因となっている老化細胞だけを取り除くことができるという画期的なものだ。

老化細胞を取り除く魔法のアンチエイジング薬誕生に画期的進展! 全身が内側から若返る… 日本の研究に世界が注目!の画像1
「Japan Times」の記事より

 細胞にストレスが加われば、細胞は老化細胞に変化し、加齢とともに老化細胞が占める割合が増えてくる。この老化細胞の蓄積により糖尿病や認知症などの症状が徐々に現れてくるのだ。そして人体は老衰に向かって歩みを進めていく。

 では徐々に蓄積してくるこの老化細胞を逐一取り除くことができれば、老化を防げるのではないだろうか。東京大学医科学研究所が1月15日に米科学雑誌「Science」で発表した研究は、その問いに答える画期的な内容である。マウスを使った実験でこの薬剤が加齢に伴う疾患の発症を遅らせ、さらに臓器の機能を改善できたことが報告されているのだ。

 実験でこの薬剤が用いられたのは初めてのことである。この研究論文の主筆である中西真教授は「認知症などの他の加齢性疾患の治療にも有効である可能性があります」と語る。

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画像は「Unsplash」より

「今後5年から10年以内に(そのような用途のために)臨床試験を実施することができればそれは素晴らしいことです」(中西真教授)

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