【閲読注意】言うと、殺される… ジャマイカの絶対的タブー「オービア」とは!? オカルト的に深すぎる闇と真実!

 ジャマイカに、サフィーラ・モノというレゲエ歌手がいる。

 現地では有名らしく、昨年新たなシングルを発表した。そのタイトルを「タンバック・ブロー」という。ところがこれがジャマイカでかなりの物議を醸し、その後、彼女の夫が殺害されたり、彼女自身が他の歌手から呪われるといった事件が続発した。

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 その原因は、彼女のシングルがジャマイカ社会のタブーであるオービアを扱っていたからである。

 オービアとは、ジャマイカだけでなく、バハマやバルバドス、ドミニカ、トリニダート・トバゴなど、英語圏のカリブ海諸国で行われている魔術を総称する言葉であり、モノが新曲のタイトルに用いた「タンバック・ブロー」という言葉自体、オービアにおいて、自分にかけられた呪いをかけた相手に投げ返す、いわゆる“呪い返し”の呪法を意味する。

 オービアについては、日本のカリブ地域専門家を結集して執筆された『カリブ海世界を知るための70章』(明石書店)でさえ一切触れていないが、日本における超常現象研究の草分けの一人である故・中岡俊哉は、1972年の『心霊の四次元』(大陸書房)において、ジャマイカの「オービ魔法」としてその存在を紹介している。

 カリブ海諸国に伝わる魔術としては、ハイチのヴードゥーがよく知られている。

 ヴードゥーは、西アフリカの黒人奴隷たちが持ち込んだ部族信仰に、支配層であった白人のキリスト教の要素や心霊主義が吸収され、混淆する形で発展した一種の民間信仰である。

 ヴードゥーにおいては、ロアと呼ばれる精霊、死霊の信仰が中心となり、ローマ・カトリックの聖人と同一視されるものも含め、多くの神が崇拝される。儀式はウンガンと呼ばれる神官が主宰し、通常深夜に執り行われる。儀式では歌や踊り、太鼓のリズムの中、恍惚状態になった参加者にロアが憑依し、さまざまな託宣を下すのだ。

 ウンガンは、心身両面の病気や長期にわたる不運や夫婦喧嘩、財政問題など、信者たちが持ち込むありとあらゆる相談に応じ、ハイチではこうしたウンガンを中心に、行政区画とは別のコミュニティのようなものが形成されているという。

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ブードゥーの呪物(ハイチ) 画像は「Wikipedia」より引用

 ウンガンは信者の相談に応じ、占いを行ったり、否定的な影響を除いたり、時にはかけられた呪いを解消したりもする。

 他人に呪いをかけたり、生きた死人ゾンビを生み出したりする邪悪な魔術師もおり、こちらはボコールと呼ばれるが、実のところウンガンとボコールの区別は明確ではなく、同一人物がその行為によってウンガンと呼ばれたりボコールと呼ばれたりすることもあるようだ。

 ヴードゥーは、今やアメリカにも広まっており、ゾンビは数多くのハリウッド映画の主役となっている。そこでヴードゥーという言葉も、西インド諸島の魔術的信仰全般に対して用いられることがある。

 しかし、ハイチがフランスの植民地であったのに対し、ジャマイカをはじめとする英語圏カリブ諸国の魔術は、現地ではオービアと呼ばれている。

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