前世を知って「マスター」と出会う方法とは!? 漫画のモデルになった超セレブ“サイコドクター”が暴露(インタビュー)
昨今、頻繁に耳にするようになった「前世療法」。日本におけるブームの火付け役となったのは、前世療法の世界的権威であるブライアン・ワイス博士に師事した麻布メンタルクリニックのサイコドクターで公認心理師・臨床心理士の黒岩貴(くろいわ・たかし)博士である。
催眠療法の高度な技術を駆使する黒岩氏は、「サイコドクター」として数多くのテレビ番組に出演し、「マインドフルネス」「ダイバーシティ」などの考え方を日本に広めた人物としても知られる。心の専門家として社会貢献以外に、クルーザーを所有し海外ヨットレースに参戦、映画の製作・出演で受賞歴もあるなど多才で、政財界をはじめ幅広い人脈を持つセレブとしても名を轟かせている。
そんな黒岩氏の前世療法により、心の病や発達障害が改善した、精神薬を断薬できた、長期にわたる苦痛から解放された、など人生が好転したという患者が後を絶たない。発達障害の傾向によって、かつて精神薬を処方されていた小林まなみ氏もその一人だ。そこで今回、筆者は黒岩氏と小林氏にインタビューを行った。
■退行催眠の究極系、それが前世療法!
――小林さんが麻布メンタルクリニックで黒岩先生の前世療法を受けた経緯について詳しく教えてください。
小林まなみ氏(以下、小林) 2年前に知り合いの紹介で黒岩先生にお会いしました。その時は発達障害の改善のためコンサータとインプロメントの2種類の精神薬を他の医院で処方されていました。私はブライアン・ワイス博士の著書『ソウルメイト、魂の伴侶』を読み、元々スピリチュアルな話が好きでしたので、前世療法には興味津々でした。黒岩先生のおかげで自分の前世を見た結果、自分が変わり、今の職場にも巡り合って精神薬を無事断薬することができました。
――前世を見ただけで何が変わるのですか? 前世療法はセラピーのようなものですか?
黒岩貴氏(以下、黒岩) 前世療法ではセラピーを行う場合もありますが、少し異なります。過去のトラウマ(心的外傷)に関する事象を知るだけでも自分自身に変化が訪れますので、退行催眠(催眠で時を遡る療法)を続けて、その方が知った方がよいと考えられる時期、人によっては前世と思われるところまで戻ります。その場合は、本人が現世で知らないことについても話します。
過去のトラウマを治療する場合もそうなのですが、催眠療法では「無意識」領域に入ります。ジグモント・フロイト以前の心理学では、我々の意識は表面意識と潜在意識とに分かれると考えられていましたが、フロイトはさらに無意識領域があることを発見し、心が三層構造(局所論)になっていることを発見しました。ヒステリー(転換症)は無意識領域に抑圧がかかっていているため起こるとされています。ですから、催眠療法によって無意識領域を自分自身で見ることで抑圧が解放され、ヒステリー(転換症)やトラウマや恐怖心が消えたり、緩和されたりするのです。原因(過去か過去世)を見た後に何らかのセラピー(療法)をする必要がほとんどありませんから、楽なセラピーと言えるかもしれません。
――退行催眠だけでトラウマが解消されたりするものなのですね。
黒岩 はい。フロイトが「水が飲めない」という女性に対して(年齢をカウントダウンする方法で)水が飲めなくなった時点へと退行催眠を続けたケースでは、女性は幼少期にまで戻り、家庭教師がコップの水を犬に飲ませていた風景を自宅の鍵穴から見て、強烈に「気持ち悪い」と感じたことが心の傷になっていることがわかりました。女性は、それを自ら話すことでトラウマが治り、水が飲めるようになったのです。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊前世を知って「マスター」と出会う方法とは!? 漫画のモデルになった超セレブ“サイコドクター”が暴露(インタビュー)のページです。セレブ、潜在意識、トラウマ、精神障害、催眠療法、サイコドクター、前世療法、黒岩貴、ジークムント・フロイトなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで