古代人は「幽体離脱」しながら壁画を描いていた!?(最新研究)
古代人は「幽体離脱」をしながら壁画を描いていた!? 幻覚、陶酔、浮遊… 洞窟でクリエイティビティが爆発した“本当の理由”が判明!
今回の研究は、洞窟壁画の制作に意図的な低酸素状態が関与している可能性を推測した初めてのケースである。
「この論文では、低酸素症の症状が洞窟の描写を作成するためのもっともらしいトリガーである可能性があることを示しました。さらに、洞窟の入口から遠く、低くて狭い通路を通らなければならない壁画の場所の多くは、説明に低酸素症がもっともらしい説明になるかもしれないことを示しました」(研究チーム)
もちろん古代のアーティストたちが低酸素症を知っていたわけではないだろうが、空間が変化する性質を理解した上で意識の交代状態を求めて洞窟の奥深い場所へ行き、壁画の創作に取り組んでいたことになる。もちろんその中には重度の低酸素症で命を落とした者もいたであろうことは想像に難くない。今後、洞窟壁画を見る目が変わってくる“サイケな”話題であることは間違いないだろう。
参考:「Daily Mail」、「Independent」、ほか
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