本当に「月の上でセックス」したNASA研究者がいた!! “懲役8年”食らうも今はトップ科学者に… 衝撃の実話!
しかし、それでも彼らは諦めなかった。なんと3人がかりで270キロもの金庫そのものを抱えて運搬し、施設の外に出てジープの荷台に積んだのである。
彼らはこの“戦利品”を積んだジープを近くのモーテルまで走らせ、チェーンソーで金庫をこじ開けた。そして月の石をモーテルのベッドに降り撒いて、ガールフレンドと「月の上でのセックス」に及んだのである。
金庫の中には、月の石だけでなく火星隕石や、何冊もの研究ノートが収蔵されていた。
FBIの報告によると「若い泥棒は2100万ドルもの月のサンプルのコレクションを売り払おうとしただけではありませんでした。その過程で、彼らはそれらを台無しにし、科学界にとって事実上役に立たないものにしました。彼らはまた金庫に閉じ込められていたNASAの科学者による30年分の手書きの研究ノートを破棄しました」と記されている。
そしてロバーツは月の石の密売に着手する。ベルギーのアマチュア鉱物学者にエージェントを通じて連絡を取り、1グラムあたり最大5000ドル(約54万円)で価格の交渉をはじめた。
しかし、当然ではあるがその時点でFBIは動いており、2002年7月20日に直接交渉の場であるフロリダ州オーランドのレストランに現れたロバーツ一行の3人は逮捕されることになる。そして彼らの泊まっていたモーテルの部屋から無事に月の石は回収された。
3人は全員有罪となり、逮捕から3カ月後にはロバーツがユタ州の博物館から恐竜の骨を盗んでいたことも判明し、さらに重い8年の実刑が課せられたのである。
懲役を終え現在44歳のロバーツだが、刑務所での日々は決して無駄ではなかった。なんと刑務所の中で物理学、人類学、哲学の学位を取得し、学際的宇宙論の第一人者になったのだ。
彼は英紙「Daily Star」に、自身の“若気の至り”について話すのにうんざりしていると語り、これからの研究のテーマとして、ダークマター、ダークエネルギー、波動粒子の二重性、量子トンネル効果、重力、初期宇宙のインフレーション、ハイゼンベルグの不確定性原理を含む11次元の幾何学的理論の解釈に焦点を当てたいという考えを述べている。「月の上でのセックス」を叶えた男の人生の“第二章”がどのような展開を見せるのか、少し気に留めておいてもいいのかもしれない。
参考:「Daily Star」、ほか
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