【悲報】米科学誌が「もうすぐ人類滅亡」確定記事を掲載!我々は絶滅するように設定されていた!
現在ほとんどの国では、出生率は死亡率をはるかに下回っており、一部の国では人口はまもなく現在の半分になることが見込まれている。人口減少社会はすでに目の前に差し迫っているのだ。
ジー氏は人類の人口問題を生物学の観点から考察している。ジー氏によれば、哺乳類の種は生物の歴史上、かなり頻繁に出現と絶滅を繰り返している傾向があり、新種として現れて100万年ほど繁栄した後に絶滅しているという。
化石の記録によると、ホモサピエンスは31万5000年ほど前から存在しているが、そのほとんどの期間において、地球上でマイナーな少数派の種として存在していた。そしてこれまでにも2回以上は絶滅の危機に瀕したことがあるという。
絶滅の危機を経験したことで、今日の人類は遺伝的変異の幅がきわめて狭いといわれている。一方で現在の野生のチンパンジーの少数グループは、人間の集団全体よりも多様な遺伝的変異を有している。遺伝的変異の多様性の欠如は、種の生存にとって決して良いことではなく、絶滅する種の特徴でもあるのだ。生物学の歴史の観点からも、人類はもうすぐ絶滅しても不思議ではない生物種であることになる。
■人類はすでに「絶滅の負債」の状態にある?
人類が絶滅に直面している兆候はほかにもあるとギー氏は解説する。
過去数十年の間に、人間の精子の質は大幅に低下し、おそらく今後急速な出生率の低下につながる可能性があるという。人類の自業自得ともいえる環境汚染がその要因の1つであると考えられている。
精子のクオリティを低下させるているのはストレスに満ちた社会生活である可能性も濃厚だ。人類史上において、今日の都市生活者は異常な人口過密環境で暮らしており、これまでに受けたことのないストレスに晒されているのである。
人口減少、ひいては人類の絶滅に繋がるもう1つの要因は経済的理由である。
各国はこの期に及んでも経済成長を目指しているが、すでに地球の資源の25~40%を搾取している人類の文明には生産活動を拡大する余地は残されていない。それどころか現状の生産活動を続けることもサステナブルではないことが各方面から指摘されている。
しかし多くにとって、一度獲得した生活水準を落とすことは至難の業であろう。そのため今日の人々は、両親世代が享受している生活水準を維持するためにより懸命に、より長時間働かなければならなくなっている。そしてこうした生活スタイルが出生率の低下に繋がっている。
さらに教育や医療、福祉の充実が出生率を下げている側面もある。一昔前まではそれなりに高かった乳児期初期の死亡率が劇的に改善され、人々は多くの子どもを産む必要がなくなっており、教育の充実による女性の社会進出もまた出生率を押し下げる要因となっている。
こうしたことから人類はすでに絶滅へと向けて舵を切っているともいえるのだが、ギー氏によれば人類に対する最も厄介な脅威は、「絶滅の負債(extinction debt)」と呼ばれる概念であるという。絶滅の負債とは環境の変化と生物多様性の反応との間のタイムラグのことだが、現在の人類はすでにこのタイムラグの時間を過ごしているということである。つまり人類の絶滅はすでに確定してしまっているというのだ。
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2024.10.02 20:00心霊【悲報】米科学誌が「もうすぐ人類滅亡」確定記事を掲載!我々は絶滅するように設定されていた!のページです。人類、滅亡、哺乳類、人口爆発、持続可能性、生物、絶滅の負債、全面核戦争などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで