【独占インタビュー】因縁の土地、幽霊と地震の関係…!? ガチの「ポルターガイスト物件」オーナーを取材!
「100%幽霊が出る都内スタジオ」なんて……と思う方も多いと思うが、驚くべきことに実際に存在する。ヤラセなしを謳うドキュメンタリー映画『怪談新耳袋Gメン ラスト・ツアー』でも、撮影中に次々と怪奇現象が起きる様子が収められたが、ここはまさに“日本一幽霊が出るスポット”なのだ。そのスタジオのオーナーである横澤丈二氏(ヨコザワ・プロダクション代表)にTOCANAが独占インタビュー。編集長の角由紀子も同席し、真相に迫った。
※横澤丈二:元・「無名塾」出身の俳優であり、現役の脚本・演出家。1996年には、オカルト映画「エクソシスト」の原作者ウィリアム・ピーター・ブラッティー氏と会談、舞台上演権を世界で初めて取得。現在はヨコザワ・プロダクションの代表として、これまで2000人の生徒を指導してきた。<全4回インタビューまとめはこちら>
◆レッスンスタジオで起きる主要な怪異まとめ
・急に線香の香りが立ち込める
・鈴の音がする
・電気の明滅
・うめき声が聞こえる
・天井や壁から手が出てくる
・裸の子供の幽霊が出る
・巨人やずぶ濡れの女の出現
・重いものが急に動き出すポルターガイスト現象
・鏡から水が吹き出す
・巨大な目玉が窓から覗く
・その他多数
◆関わってはいけない因縁の土地
――(インタビュー中に何度も怪奇現象が起きたことを受けて)本当に不思議です。こんなにはっきりと怪奇現象が起こるなんて今まで体験したことがありません。土地と関係しているのでしょうか?
横澤 ここは確かに不思議な場所です。この地域は戦後から闇市が広がり、このビルを中心とした三角地帯は、現在現飲み屋街になっています。1995年くらいに、X社による土地開発が始まりましたが、このビルの一角は未開発のまま。それには不思議な理由があるのです。当時、私もX社の担当から「ここを買い取るので出ていってほしい」と言われたんですね。私は「じゃあ出ていきますから、その代わりレッスンスタジオを別の場所に確保して欲しい」と申し出て、その方向で進んでいたのですが、半年後に突然、その担当者が「買い取りを中止した」と連絡をよこしたんです。私が「何があったのですか?」と聞くと、「立ち退かせようとすると関係者に死者が出る」と言う。
――ええ〜!?
横澤 立ち退きとなると、いわゆるそっち系の人が絡みつつ、地上げをかけていくわけですが、その担当者がのきなみ死んでいくというのです。それも突然死。なので、「これはいったん止めた方がいいだろう」となったそうです。
――何かあるのですかね……この場所に。
横澤 どうやら「どかしてはいけない古井戸」があったらしいんですね。ここの鏡から水が滲み出たりする怪奇現象も、それが起因しているかもしれません。
――古井戸がどこかにある!?
横澤 あるんですけれど、それが誰にも探せないという、まるで『インディ・ジョーンズ』みたいな話なんです。どうやら井戸を埋めることで地盤を良くして、悪い客や悪い人間が入らないようにする地元の人らの結束が戦後にあったみたいなんです。
2010年ぐらいのある時、ヤクザみたいな男がレッスン中に突然ここへやって来て「みかじめ料を払え」と言ってきたんです。私はすぐにビルの下までその男を連れていき「お前、何が目的なんだ?」とつっかかりました。話をよくよく聞いてみると、その男は某有名指定暴力団の幹部で、「ここの売買を命ぜられている」とのこと。いわゆる立ち退き交渉人が直接私のスタジオまで来たのです。ただ、これまで何人もの男が死んでいることから、私は「お前、やんちゃしていてもいいけれど、ここにあんまりここにへばりつくとやられるぞ」と一応警告をしました。でも、そいつも死んじゃうんです。1年も経たないうちに突然死。それからまたパタッと立ち退きの話がなくなった。
◆怪奇現象からみる地震予言。巨大地震が近い!
――立ち退かせようとすると死人が出る!まさに都市伝説のような話ですね。ある意味守られているような感じもしますが……。ところでここの怪奇現象の頻度に変化はあるのでしょうか?
横澤 頻度は変わらないですね。ただ、ひとつ気になっていることがあるのです。実は、東日本大震災の前、怪奇現象の質や頻度が増し、怖くて稽古場に1人ではいられないほどだったんです。
――東日本大震災のどれくらい前から現象が激しくなってきたのですか?
横澤 2~3カ月くらい前からでしょうか。スタッフも怪奇現象を頻繁に見ると訴えてきました。天井から手がよく出てくるようになったり、耳元で話しかけられたり、腕を引っ張られたり……。それまで直接体に触れてくるようなことがなかったので「なんだか怖いね」と言っていた矢先にバーンと地震がきたんです。
――最近はいかがですか?
横澤 頻度は変わらないのですが、先ほどインタビュー中にも3キロくらいある重いホワイトボードが揺れたじゃないですか? 重い物が動くようになるのは気をつけなければなりません。これ以上ひどくなったら注意したいと思います。
◆怪奇現象:謎のうめき声、次元上昇するレッスンスタジオ!?
角 そういえば、壁にかかっていた掛け時計も、ニコニコ生放送中に吹っ飛んできましたよね。
――あの時計ですか?
横澤 はい、放送中にこちらに向かって飛んできました。さらに、時計の針を保護していた透明なアクリル板が消失したんです。
角 アクリル版が異次元に行っちゃったんですよ。
――次元がどんどん混ざって、いずれ高次元とかに次元上昇するのでは?
横澤 そうなるんでしょうかね。
角 ああ、また線香の香りがする……。(スタジオ全体に線香の匂いがたちこめる)
“うあああ……”
――今、叫び声も聞こえましたね!
角 聞こえました、男性のうめき声のように聞こえます。
横澤 もうこれは世間の人たちにもわかってほしいんです。こういうことが起きる場所が実際にあるんだってことを。
取材中、次々と目の前で繰り広げられる怪奇現象に唖然とするばかりであった。そして、このレッスンスタジオで起きる不思議な現象が横澤氏の神秘的な人生とからみあって一連の物語を作っているようにも思えるのである。
次回は、横澤氏が『エクソシスト』の原作者ウィリアム・ピーター・ブラッティに舞台上演権を世界で初めて得たエピソード、さらにオカルティックな人生に迫る。
(取材・文=トカナ編集部、角由紀子、白神じゅりこ)
ヨコザワ・プロダクションでの怪異を追ったドキュメンタリーホラー作品『新耳袋Gメン ラストツアー』もぜひ御覧ください!トカナ編集長の角も出演しています!
<ヨコザワ・プロダクションでは新人を募集しています>
(株)ヨコザワ・プロダクションでは、
新人俳優・声優を募集中!!詳しくは、公式HPをご覧ください。
・https://userweb.vc-net.ne.jp/yokopro/
<横澤丈二脚本のラジオドラマ放送中!>
「ラジオドラマ甲子園」
毎週日曜12:00~12:30
レインボータウンFMにて放送中!!
毎週1話、脚本・演出家、映画監督の横澤丈二が
オリジナルラジオドラマを書き下ろし、放送。毎週約15分の短編ラジオドラマと、
約15分のトークをお届けしているトータル30分のラジオ番組です。
人気シリーズ
「眉山の風よ!阿波の踊りに吹け!」
「エクソシスト事務所」など
ぜひサイマルラジオやリッスンラジオからお聴きください!
『 ラジオドラマ甲子園』の詳細は、ヨコザワ・プロダクションの公式HPまで!
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