ゲロ袋が尾行してきた!? 「ゴミ屋敷育ちの東大生」が語る“実話怪談”がブッ飛びすぎ!
そう……でしょうねえ。
「それに参考書や問題集がすぐなくなるんですよ」
お母さんが片付けるの?
「そうじゃなくて砂漠とかであるじゃないですか、砂に呑まれていくの。ゴミの山だから、いつの間にかゴミに吸い込まれていくんですね」
そういうものなの?
「家を出る時、ちょっとだけ片付けたら、同じ本が何冊も出てきましたよ」
受験の化石だ。
「だからなくならないように参考書を洗濯ばさみで吊り下げていました。平面が使えないと、人間は部屋を3次元的に使い出すんですよ」
一番つらかったのは?
「時間がとられることですね。銭湯行ったりするのに時間をとられるのに本当に困って。冬は部屋の中が4度じゃないですか。なんで私は4度しかない部屋で銭湯に行かなきゃいけない? って。不当に時間が奪われている感覚ですね」
それでも近所の浪人生が捨てる参考書をもらってきたり、学校の先生にとにかく質問したりとあらゆる手を尽くしてがんばり、無事に合格。現在は結婚もして平和に暮らしている。
「最終的に私は脱出できましたけど、同じような環境でなかなか出られない人もいると思うんです。もし引きこもりみたいになっちゃったら、何歳までそこにいることになんだろうと思いますし、自分もそうなる可能性は大いにあった。本当に、運が良かった」
なんだかんだと言い訳をして勉強しない人は、ハミ山さんを見習って欲しい。汚部屋ごときで向学心を折ることはできないのだ。
ハミ山クリニカ
高校卒業後、東京藝術大学美術学部に入学。
中退後、東京大学理科2類に入学し、理学部生物学科人類学コースに進学。
出版社勤務。
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2024.10.02 20:00心霊ゲロ袋が尾行してきた!? 「ゴミ屋敷育ちの東大生」が語る“実話怪談”がブッ飛びすぎ!のページです。東大、ゴミ屋敷、汚部屋、ハミ山クリニカ、東大怪談などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで