【実録】韓国カルト「統一教会」のヤバすぎる実態とは? 被害者2名が涙の訴え
今やIT先進国となった韓国は「カルト宗教」先進国でもある。とくに「世界平和統一家庭連合(旧:統一教会)」は、「合同結婚式」などで一般に広く知られたカルト団体だ。1945年、教祖・文鮮明(1920-2012)によって始まり、1952年「原理原本」が作られ、1954年、ソウルで「世界基督教統一神霊協会(統一教会)」が設立された。以降、各国に拠点を置いて、他のキリスト教団体に交じりながら布教活動を行ってきた。
近年では統一教会が関連するNGO・天宙平和連合(UPF)の集会に元首相の故・安倍晋三氏が動画メッセージを送ったことを週刊ポストが報じている(2021年10月8日付)。もはや公然の秘密であるが、安倍元首相と統一教会の関係は祖父の岸信介の時代にまで遡る。また、統一教会は米国で保守系日刊紙「ワシントン・タイムズ」紙を発行。日本では「クリスチャン・トゥデイ」紙に統一教会の出先疑惑が浮上し、裁判沙汰になっている。
現在は2012年に死去した教祖・文鮮明の後を継承した彼の妻・韓鶴子が指導者の地位にあり、息子・文亨進は米国を拠点にして分派である武装カルト「サンクチュアリ教会」を形成している(以下の動画を参照)。このように世間を騒がせ、影響力を見せる統一教会であるが、今回、その被害家族M氏、また合同結婚式のために韓国へ渡った女性Sさんに話を聞くことができた。
――何がありましたか?
M氏:高校生くらいの頃でした。ときどき母親から「神さまについてどう思うか?」と聞かれるようになったんです。いま思えば、あの頃からすでにハマっていたんですよね。大人になって実家を離れて、久しぶりに帰って来たときのことです。家に、やたら親切なおばちゃんたちがいるんですよ。あと、仏壇にさらにオリジナリティを加えたような祭壇が置かれていて。最初、母が良い友人を得られたならよかったと思っていました。
しかし、ある夏、母が「韓国旅行へいく」と言い出したんです。姉とピンときた私は旅行会社を調べると「統一教会」なんですよね。旅行ではなくて研修とか聖地巡礼の類なんです。もう緊急で家族会議ですよ。
――どんな被害に遭いましたか?
M氏:実は母から姉に「金を貸してほしい」と催促があり、すでに400万円を貸していたそうです。もちろん全て統一教会に納めた後でした。玄関に白い壺や石膏で作られた謎の寺院の模型みたいなものも置いてありました。
結局、調べてみると、統一教会は総額2,000万円も母から搾取していたんです。もちろん返って来ないですよ。統一教会からすれば、信者からの献金であって自由意志によって為されたものですから。でも、当然ですけど、母は洗脳されて金を使っていますからね。家族の通帳からも勝手に引き出していたようでした。当然、父とも離婚騒動になりました。結局、数年前に建てた家を賃貸にして、ボロ屋へ移ることになりました。本当に酷い話です。
――何が理由でしょうか。
M氏:母が言うには「子供の幸せを願って」と。しかし、実際には、そこに乖離があり、むしろ子どもの幸せを破壊したわけです。思い出してみれば数年間、キッチンに謎の紙があったり、物置によく分からない祭壇が隠されていたりしました。正直にいえば、もし幸せを願うなら、現金を残せよ、と言いたい。2,000万円あれば、いろいろな使い道や可能性があったんですよ。でも宗教が人の弱みにつけこんで、母はそれに応じてしまった。本当に悲惨でした。
続けて筆者は、別の被害女性Sさんに話を聞くことができた。
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2024.10.02 20:00心霊【実録】韓国カルト「統一教会」のヤバすぎる実態とは? 被害者2名が涙の訴えのページです。カルト宗教、洗脳、安倍晋三、統一教会、合同結婚式などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで